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「土地を買って家を建てる場合、水道管が他人の土地を通っていないか」

STORY

こんにちは、アスカ工務店遠藤です。

気になる不動産についての記事がありましたのでこちらで書きたいと思います。

記事の題は「土地を買って家を建てる場合、水道管が他人の土地を通っていないか」です。
これだけ聞くと「え~そんな事、あるわけないじゃん」と言いたくなりますが。

記事は言います。

「まず最初に、物件の水道が、他人の土地を通っていないか、これを確認することは基本中の基本です。物件の敷地外にある水道管が他人の土地を通ってしまっている場合、将来的なトラブルの原因となり得ます。
上下水道局などの関連機関で提供される埋設管図を元に、現地の実際の状況と照らし合わせて確認が必要です。
一般の方が直接確認することは難しいかと思いますので、不動産業者にきちんと調査してもらうことが大切です。」

なぜ、こんな記事を書いたかというと、当社のお施主様でも最近、こんな事例がありました。

一つ目の事例は、このお施主様は土地を買ったのではなく、もともとこの土地に居住しており、その家の建て替え時に判明したことなのですが、ご自宅の水道管が道路に埋まっている市の水道管から直接引いたものではなく、当時の私道の隣家の水道管から分岐したものでした。

普通はありえないことですが、もう何十年も前、この家の前の道路は、公道から少し入った私道だったらしく、何らかの事情で離れた公道から水道管を引けないのか、引かなったのか?

結局、この事例は水道管の持ち主の方からご理解を得て、経費はかかりましたが、生活に問題ないようこの水道管を使えることになりました。

二つ目の事例では、直接、水道管ではないですが、やはりご自宅の建て替え時に公道からご自宅への道路が一部私道と判明、住宅ローンを借りる際などに支障が出ましたが、こちらも道路の持ち主の方にご理解を得ることが出来、やはり経費はかかりましたがこの道路の権利を得ることが出来ました。

この二つのケースはなんとか、お施主様にとっては問題になりませんでしたが、もし買った土地のどこかに他人の権利が入っていた場合は思わぬ問題に発展することもあるので、土地を買う場合は、不動産屋さんによく調査してもらうことが大事かなと思います。