ナチュラルアスカの家

「セルロースファイバー」の壁内充填の工事をしました。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。

今日は少し振り返り記事を。

富士市中央町の家の現場では高性能断熱材「セルロースファイバー」の壁内充填の工事をしました。

 

「セルロースファイバー」の原材料は新聞紙。
新聞紙をチップ状に裁断したものを家の外壁回りと2階の天井の上に充填します。

「え~、新聞紙は紙でしょう? 紙を壁の中に入れたら万が一火事の時大丈夫?」
という声が聞こえてきそうです。実際私がお客様にその説明をした時にそのようなご質問を受けたこともあります。

結論から言えば大丈夫。セルロースに含まれる「ホウ酸」という薬剤がセルロースファイバーに火を寄せ付けません。

このホウ酸という薬剤もゴキブリ駆除の「ホウ酸団子」や眼科で目を洗浄する為の薬剤なので
人体には影響ありません。

壁充填

充填後

施工後のシートの穴は同じ断熱性能の羊毛で蓋をします。

セルロースファイバー充填は専門の業者さんが工事してくれます。
当社の場合、外壁面は柱の太さが105㎜なので約10㎝の厚さ、天井部分は300㎜の厚さにセルロースファイバーを充填します。

 

この暑い時期は施工者さんにとってはかなりの体力的負担だったと思います。
本当にご苦労様です。熱中症にはお気をつけください。

このセルロースファイバーを充填すると現場の温度環境がガラッと変わります。
まだまだ仕事が残っている大工さんには少し過ごしやすくなるかと思います。