ナチュラルアスカの家

間取りは家の構造にも関わるので大事な項目です。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。

富士中央町の家では、木工事が続いていますが、お施主様のご要望として多いのが
耐震や断熱の性能値を上げたいのはもちろんですが、それと同等、もしかしたら、
もっとご要望したいのは、家のデザイン、そして間取りだと思います。

特に間取りは家の構造にも関わるので大事な項目です。
前回のブログでは中古住宅をリノベーションして住む場合、この家にこれから住む
ご家族に合わせた間取り変更の話を書きました、

中古住宅は当然、以前住まわれていた方の生活感で建てられたものですし
時代による考えかたや流行もありました。

ただ、その間取りをこれから住む方の意向に合わせて、変更する場合は当然、
家の構造の問題が出てきます。

特に耐震性ですね。

家は土台、柱、梁などがお互いに支え合って家を守っています。
間取りの変更は、それらをある場所は撤去しなければならないこともあります。
そうすると、撤去した場所の補強などが必要になってきます。

補強計画により補強工事された箇所

別の場所に柱を設置したり、梁を足したり、太く補強したりします。
そして、それらの作業は、建物の構造計算によって導き出していきます。

まずは、現状の家の耐震診断を実施し、間取りの変更に伴う補強計画をします。
その補強計画に沿って、工事をしていきます。

そして、その補強計画によっては新築の耐震等級3、補強計画の場合は評点1.5以上
と言いますが、新築と同等の強度にすることができます。

新しくこれからご家族が生活していくにあたり、中古住宅でも住みやすく、日々の生活も
しやすくしたいですね。