ナチュラルアスカの家

解体工事は、工事の目的によって内容が違う

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こんにちはアスカ工務店遠藤です。

当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。

今回のお話は、少し振り返り工事にもなりますが、解体工事について書きます。

解体工事の2回目です。

前回のブログで家の解体工事は、工事の目的によって内容が違うという事を書きました。
性能向上リノベーションとリフォームとの違いですよね。

性能向上リノベーションは主に家の耐震性、断熱性、などの性能を上げるための解体工事ですから
耐震性の場合は耐震補強しやすくするために家の骨組み、梁や桁、柱や土台などを残した解体や
断熱工事などは家全体やお部屋などの断熱性能を上げるために断熱材がしっかり設置できるように
家の外壁部分やお部屋の間仕切りになる壁などを解体します。

リフォームなどは例えば、トイレの交換、お風呂を新規ユニットバスなどに交換、キッチン交換
などは、古い器具を撤去するのはもちろんですが、劣化した配管の交換ができるように配管が
通る壁や床などの部分解体やお部屋を広くするなどはその部分の解体をします。

同じ解体工事ですが、工事の目的によって解体する箇所ややり方が変わります。

今回の「富士中央町の家」の場合は、性能向上リノベーションの為、耐震や断熱工事がし易いように
家をほぼ、スケルトン状態にする、梁、柱、土台を残した解体になりました。

工事前

工事途中

前回では2階の天井には断熱材が入っていませんでしたが、外に面している壁部分には
断熱材がしっかり入っていました。
断熱材の性能はあまり高いものではありませんでしたが。