ナチュラルアスカの家

再考家の性能について「家づくりライフプラン作成の重要性」5

STORY

こんにちはアスカ工務店の遠藤です。

よく家づくりや土地の話、その他もう家を建たれたお客様などからも
いろいろなご質問や悩み相談なんかもお受けしております。

今回はそんなご相談の中からご紹介したいと思います。

昨日は「ハウスメーカーのモデルームは誰が建てたのか?」
の話をします。

私も自分の家を15年前ほどに建てました。当時私もごたぼうにもれず
参考までにハウスメーカーのモデルルームを家族一緒に回ったものです。

その時はあまり感じなかったのですが、後から考えると
「ずいぶんお金がかかった家だな。」という印象を持ちました。
それは私が工務店をやっているからというより、誰でも持つ印象では
ないでしょうか?

そしてこうも考えました。「こんなオプションだらけの家(オプションか
どうかはその会社の営業の人から聞きました。)で豪華な家を建てる人が
どれだけいるのだろうか。」と

これは極端な例かもしれませんが、このようなハウスメーカーの家を
まともに建てたら必要以上に大変お金がかかってしまいます。

それはなぜか? 

私が考えるにモデルルームの家は住む人用というより各ハウスメーカーが自社の
PR用に建てているからです。
マイホームセンターの中でも来てくれた数多くの人の印象に残る為に
他社に負けないようにゴージャスで大きめの家を建てています。

中には普通にお客様が建てれる家の2倍以上の設備とコストを
かけているモデルルームもあるようです。それだけお金をかければ
見栄えが良くて当たり前です。

しかしここでお伝えしたい事があります。

「これだけのゴージャスな家を建てる為の膨大なコストをだれが負担してるかと
言う事です。」

モデルルームの建設費はもちろんそれを維持する為の人件費・賃料・巨額の
宣伝費などです。

こういったお金は、このハウスメーカーで建てられたお客様が負担しているのです。

ハウスメーカーの豪華なモデルルーム代、維持管理費、人件費、広告費などは
全てお客様の建築費に上乗せされているのです。
長い住宅ローンの返済の中にはそんな現実が隠されています。

家は家族が将来にわたって安心で幸せに暮らすために建てるものです。

必要以上に高価な家を建てることはそういう事でしょうか?