こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は悲しいお知らせになります。
新聞報道でもご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、富士市伝法のケーキ屋さん「プチラパン」さんに
高齢者の方が運転した車に突っ込まれ店舗内がかなり損傷してしまいました。
新聞報道などでも何社にも取り上げられ、私の知り合いからも事故の話は聞いていました。
なぜ、私が「プチラパン」さんの事を書こうかと思ったかというと「プチラパン」さんは
当社が平成16年2004年に今のプチラパンさんの店舗の工事をやらせていただきました。
当時の設計は「ゆたか建築設計事務所」さん、元請けは「望月建設」さんです。
「プチラパン」さんは当時は富士市吉原にあり「中村屋」と言われていました。
もとは焼きそば屋さんだったらしいです。
私は自宅が富士駅南の岳南地区なので、吉原地区ははあまり来ませんでしたが、私の妻は
学生時代に何度か、当時の中村屋に焼きそばを食べに来ていたらしいです。
今回プチラパンさんの事故の際、プチラパンさんの奥様より電話が入り修理の依頼を受けました。
店舗の向かって左方向に車が突っ込み大破しました。
角にお店の中からも見えている柱があり、それがかなり損傷していました。
この柱はこの建物の構造体でもありとても重要な柱です。
ただ幸いなことに、この角柱の両サイドの柱が支えになり梁が持ち出し状態だったので
損傷によって折れてしまっても、急に建物が崩れてしまいことはなくて良かったです。
でも万が一強めの地震が来ると今の状態を保つのは無理だと思い、さっそく柱を仮設材で補強しました。
事故現場をよく見ると、大変な事でしたが、お店の方やお客様たちにお怪我がなかったのは
本当に良かったと思います。
とりあえず、中の掃除と現状の補修と雨養生をしました。
確か当時は台風も近づいてきていたので、雨養生は念入りにしました。
今回、このプチラパンさんの事故の件を当社のブログなどSNSに上げるにあたりどうしようかと迷いました。
その後、新聞報道で、事故を起こした高齢の方もその後亡くなったと知ったので、安易にSNSに上げて
しまい、関係者の方たちに不快な思いをさせるのもはばかれました。
そんな折、プチラパンさんのチーフの中村さんがこの事故を契機に免許自主返納者の方へのマドレーヌサービスを
開始するという新聞報道を見るにつけ、今、社会問題にもなりつつある高齢者の事故を富士市でも身近な問題として
知っていただくという意味もありブログなどSNSでお知らせしようと思いました。
プチラパンの中村さんにもその趣旨をお話したらぜひという事で配信しています。
今回の事故にあたり、プチラパンさん店舗の内部の構造など修理に必要な情報を知るために2004年当時の工事写真などを
改めて確認しました。
修理に必要な写真も出ましたが、その他の少しなつかしい写真もでましたので修理工事の進行とともに、お知らせしたいと思います。