NHKの「目撃にっぽん」というドキュメント番組を見ました。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先週の日曜日ですがNHKの「目撃にっぽん」というドキュメント番組を見ました。
この番組はちょうど自分の出勤の時間と合っているので毎週なんとなく見ています。

番組の内容には共感できるものもあるし、「え~そうなんだ」と思うものもあります。
そんな中で1月20日の「ひとりじゃないよ」という内容には感動し思わず涙が出てしまいました。
番組の内容は子育てに孤立を感じるママにそっと寄り添い「ひとりじゃないよ、大丈夫よ」と
支え続けてきた保育士さんのお話です。

(番組ホームページから)

番組中でも言っていましたが日本では子育てに孤独を感じるママさんたちが7割以上いるそうです。

高知市の子育て支援センターで働く保育士、土居寿美子さんは子育てに悩むママたちの家庭事情を
よく聞き相談にのってます。
子どもの夜泣きが激しい、転勤族のため相談できる人がいない、夫が育児に協力してくれないなど。
子育てにはいろいろな不安や不満があります。
番組中ではそんな不安を土居さんに打ち明けているママが思わず大粒の涙を流し、そんな彼女たちの背を優しく
撫ぜているシーンがあって思わず自分も涙が出ました。

この土居さんのやっていることですごいと思ったことは、自分が過去にやはり子育てに悩んだことを
告白し、そしてその心の原因が自分の子供の時にあった父親の自分と母親への虐待だと告白している事です。

そしてそれらのトラウマの中で自分や家族を冷静に見直し、人には人に言えない悩みや感情があり
それが日々自分を苦しめていると感じ、その吐き出せない感情を貯めている子育てママたちの
相談に乗ることで支えて続けていることです。

番組の最後の方ですごい衝撃をもう一度受けました。
自分を子供の時に虐待した父がまだ健在で認知症をわづらいながらも施設にいますがその父を見舞い
元気付けていることです。(母親はすでに亡くなっているようでした)

この平等に人を許す心がこの土居さんの心の根底にあり、人を攻めるのではなく、人を理解する心で
でも「ひとりじゃないよ、大丈夫よ」という優しい慰めの心がすごく共感し感動しました。