ナチュラルアスカの家

「無垢床大好きぼくちゃんの家」

DATA

【家族構成】
大人2人 子供2人
【建築Data】
1階床面積:52.17㎡(15.75坪)
2階床面積:50.51㎡(15.25坪)
延べ床面積:102.68㎡(31.00坪

STORY

オーナー様の家づくりの始まりは当社で行っている「家づくりの為のライフプラン」からでした。

「家づくりの為のライフプラン」は現在の収入、日々の生活の中の出費を具体的にお聞きし、オーナー様が描いている家づくりの総額のすり合わせをしていく作業です。

この作業はオーナー様の今の生活と将来の生活、特にお金に関して安心・安全に生活できるようにするためのもの。
家づくりは高額な資金を何年にも渡り住宅ローンで返済するので、この作業はとても大事です。

では、このお家の紹介をしていきます。

玄関からリビングダイニングに入りました。広い一室になっています。

床はパインの無垢材で壁は漆喰の塗り壁です。

パイン材は北欧原産の床材です。

寒い国の木なので自分を寒さから守るために幹に空気の粒をたくさん蓄えています。
含んだ空気が保温材のような働きを持ち、パインの床は寒い冬の日に踏んでもヒヤッと感があまりしません。
肌触りも柔らかく素足によく馴染みます。

その特徴の為表面が柔らかいので傷が付きやすく、太陽による色変色も起こりやすいです。
床材には反対に固くて傷が付きにくい材質の物もあります。
木、本来の特徴をよく知って用途に合った素材を選びたいですね。

反対側から見てみました。

このリビングダイニングは南面に向いている為、たくさんの日の光が入ってきます。
一番奥の所にあるドアは玄関に続いているドアです。

幼稚園や学校から帰ってきたお子さんが元気な声で「ただいま~」と言って
入ってくる様子が見えるようです。

リビングダイニング側からキッチンを見ているところです。
ここもとても明るい空間になっています。

キッチンで奥様が作ったお料理をアール開口を通してダイニングテーブルに出すこともできます。
朝の忙しい時間のご家族の楽しい団欒が想像できます。

このコーヒーカップを模ったガラスブロックは奥様がネットショップで見つけられたものです。
とてもかわいいので、当社インスタグラムの投稿に写真をお借りしたところたくさんの「いいね!」をいただきました。

キッチンに入りました。

まだ食器棚が設置されていないので閑散としていますが、生活が始まればたくさんの食器が並ぶでしょう。

壁の三角のくぼみは反対側の階段の下部分を使った収納スペースです。

アール開口からはリビングダイニングが見渡せるようになっています。
お子様の様子もこちらから常に見守ることができます。

キッチンの手元灯は奥様のセレクト。
アンティーク調のデザインで、優しい光が照らしてくれます。


少し振り返り玄関からリビングダイニングに繋がる廊下に出ました。

玄関を入ってすぐの並びにトイレ、洗面所とお風呂があります。
オーナー様のご意向でお子様が帰ってきたら真っ先に手を洗うことができるようにとのアイデアでした。

お子様は男の子二人で、元気いっぱいです。汚れて帰ってきてそのままお風呂へ直行も可能ですね。

2階に上がりました。主寝室です。

寝室からバルコニーに出てみました。

プランニング時、奥様は洗濯物は2階のバルコニーで干したいとおっしゃっていました。
先にご紹介した、1階の洗面洗濯室も階段のすぐ隣に設置されています。

洗濯した後、洗濯物を持って階段ですぐに2階へ。
この家事動線は、人それぞれですが、ご自身にとって一番使いやすい動線をプランニングに取り入れることがとても大事ですね。

振り返るとアーチ型のの開口が見えます。

これはウォークインクローゼットの入り口。
寝室の中のウォークインクローゼットは当社のお施主様からのご要望が多いです。
ご夫婦の季節毎の服の入れ替えや布団の入れ替え、その他の収納にもとても使いやすいと思います。

中に入りました。

壁紙はスヌーピーです。こちらは奥様チョイス。

キャラクタークロスはその他、ミッキーマウス、くまのプーさん、ドナルドダック、ハローキティなどもあります。
オーナー様ご自身の幼い頃の思い出のキャラクターを選んでみるのもいいかもしれません。


廊下に出て、お二人のお子様の部屋に入りました。4.5帖+1帖クローゼットです。

まだお二人とも小さいのでしばらくはご家族みんなで一緒にお休みになるかと思います。
男の子が2人なので壁一面をダークブルーとダークグリーンのアクセントカラーにしました。

実はもう一つオーナー様が希望された部屋があります。

ここは3帖程のご主人様の書斎・趣味部屋です。
趣味のギターの演奏、展示、収納場所になります。

ご主人様はギター演奏と共に、ギターの収集もされているらしく、その展示兼収納場所を当初から希望されていました。
以前までのアパートのお部屋ではなかなか実現できなかったと思います。

たまにはひとりになり、この部屋でギターを演奏する時間をつくってみても良さそうですね。

そして2階にもトイレがあります。

アクセントで壁の色を変え、床はタイル調のクッションフロアです。

この家の大きさは、ご紹介した部屋構成で31坪です。

オーナー様が希望された、スペースを大きくとりたい1階のリビングダイニングなどは広く、2階はコンパクトにまとめたプランニングになっています。

 

外へ出てみました。

外壁はアクリル系塗り壁に、屋根は粘土焼き瓦です。
当社の家の場合、この素材が標準仕様になります。

この素材を採用するメリットは、外壁に関しては下地が外張り断熱材と兼用となり断熱性能を備えているだけでなく、塗り壁にありがちなヒビ割れにも強いという事。
そして、粘土焼き瓦屋根は基本的にメンテナンスフリーで塗替え工事、貼替工事不要なので将来のメンテナンス費用がかからないという事です。

この家のオーナー様は家づくりをとても大事に進めており、出会いからお引き渡しまでには長い時間を要しました。

特に土地探しには時間をかけました。
文頭の当社でお薦めしている「家づくりの為のライフプラン」と実際かかるご予算との擦り合わせとオーナー様のご希望とがなかなか合う土地が見つからなかったからです。

そしてたくさんの高いハードルや話し合いを乗り越え、念願のマイホームを手に入れました。
これからご家族で子育てや日々の生活を楽しみながらも健康的で将来に不安がない暮らしを送っていただければと思います。