- 工事場所 静岡市葵区
- 1988年築(1986年以降なので新耐震基準)
- ご家族数 4人
- 築年数25年在来工法木造2階建
- 家の大きさ 1階2階 約100㎡ (30坪)
- 工事費 350万円(税込み)
現場の現状と施主様のご要望
- キッチン、お風呂、洗面所の設備を新しくしたい。(トイレは何年か前に先行してリフォーム済)
- キッチン部分の収納や電子レンジ、ポット、トースターなどの電化製品を効率よく整理したい。
- キッチンに収納が少ないので物入れの一部を食品庫にしたい。
現状写真
現状の図面を確認しました。
少し分かりづらいですが、静岡市の町中なので敷地が細長くいため、家もその流れで細長くなっています。
気になったことは、今は従来のタイルの浴室ですが、娘夫婦がこれからお子さんが生まれて家族が増えそうなのにお風呂が狭い事です。
断熱性能を考えた場合、ユニットバスを採用するつもりでしたが、ユニットバスにすると現状の家の寸法だと0.75坪タイプの規格寸法で今より狭くなります。
その為、間取り変更をかけ、1坪にすることを提案しました。
そのことを施主様に相談したらぜひその方向でやりたいということでした。
完成図面
浴室の大きの違いは
その後、工事にかかりました。既存お風呂の解体からはじめました。既存のタイル張りお風呂、洗面脱衣室(昭和の感じ 寒そ~)
解体後新しく水道の水と排水管の設置をします。
解体後を見ると、外部に面した壁には断熱材が貼ってあります。
今回設置するユニットバスは断熱性能が高い物を選んであるのでよりユニットバスでの冬の寒さは軽減されると思います。
それではこのご家族の家のビフォアーアフターは
リビングダイニング
まず気になるのは雑多になっている物。収納対策でした。
今回、この写真では出ていませんが収納場所をたくさんつくりました。
主にはお父さんの仕事関係の物。
自宅がパッケージ制作の工場をしているのでその関係の型版がたくさんあり
生活の収納までも圧迫していました。
今回、その型版の収納場所の確保が生活の収納品を減らしました。
ビフォアー
いままでの床のクッションフロアーをフローリングに交換。
壁の張替えなどを行いました。
アフター
反対角度から見るとリビングダイニング2
ビフォアー
アフター
キッチン部分
この部分も雑多な物が多いです。そして電子レンジ、炊飯器、トースターなどが市販の収納機器に別々の場所に置かれてあり収納的にも作業動線的にもかなり効率が悪そうでした。
ビフォアー
その為キッチンを新しくしながら、電子レンジや炊飯ジャーなどに調理機器を棚を付けることのより集約し収納や家事作業の効率を上げるようにしました。
アフター
洗面所お風呂
洗面所は洗面所の交換、床や壁天井の仕上げ材のクッションフロアーや壁紙の貼替えをしました。
お風呂場はユニットバスに交換。
今までタイル張りのお風呂でしたが、熱を逃がさない断熱性能の高い物にしました。
ビフォアー
アフター
和室の床の間
和室の床板部分を収納場所にしました。
アフター
下足入
廊下にあった下駄箱は新しく一新。
収納力も上がりました。
ビフォアー
アフター
リフォーム、リノベーションは今の生活に何か必要と感じたり、将来の家の劣化た対策に備えたりなど、生活を良くするための目的があった方が完成後使いやすいと思います。
施主様ご家族
長かった工事へのご協力ありがとうございました。
又、なんか家に関して不便を感じたらお知らせください。