日本気象協会の天気予報サイトに気になる記事を見つけました。

STORY

こんにちは、アスカ工務店 遠藤です。

最近の天気が気になり日本気象協会さんによる天気予報サイト「 tenki.jp 」を見ていたら、少し前の2月の記事に気になるものがあったので一部抜粋して残しておこうと思います。

気になったのは「今年の夏の気温傾向」の記事です。

 

気象庁からこの先の3か月予報と夏の暖候期予報が発表されました。

今年の夏は、春まで続くエルニーニョ現象の影響等により、インド洋熱帯域で海面水温が高く積乱雲の発生が多い見込みです。
この影響で日本の南では太平洋高気圧の西への張り出しが強まり、日本付近には太平洋高気圧の縁を回って、暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。
全国的に気温が高くなる見込みで、この夏もまた「猛暑」となる可能性があります。

また、暖かく湿った空気が流れ込んで、西日本太平洋側と沖縄・奄美を中心に梅雨前線の活動が活発となる時期があり、梅雨時期の降水量は、西日本の太平洋側と沖縄・奄美で平年並みか多いでしょう。
大雨シーズンは平年に比べて雨量が多くなる可能性があるため、災害の発生などには警戒が必要です。

3月~5月にかけての3か月予報によると、3月は全国的に気温は平年並みとなるでしょう。

4月は沖縄・奄美で気温は平年よりも高く、西日本で平年並みか高いでしょう。東日本や北日本は平年並みとなりそうです。

5月も沖縄・奄美で気温は平年よりも高くなり、西日本から東日本で平年並みか高いでしょう。暑くなる時期が西ほど早まりそうです。
春の終わりごろから、早めの熱中症対策が必要でしょう。

 

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。
「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。
なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。
入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。
汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。
室内に温度計を置きこまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。
なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのがおススメです。
換気後、エアコンの温度はこまめに再設定してください。

もし少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで自宅で静養することが必要です。
高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど十分ご注意ください。

抜粋はここまでですが、なぜ、私がこの記事を覚えておきたかったかったというと、去年の夏のような猛暑とその影響を受けにくいお部屋環境について書きたかったからです。

今年も去年の夏と同じく厳しい暑さになりそうですね。
それを解消してくれるのは過ごす時間の長い、お家の温度環境。
新築を建てる場合なら高気密・高断熱の家、性能向上リノベーション・リフォームの工事でもお部屋の温度環境をしっかりコントロールし、体調の管理が行える事が重要だと思います。

以前書いた記事ですが、一番、熱中症が発生しやすい場所は屋外ではなく家の中、それも自宅だということです。

これからしばらくは地球温暖化の影響もあり、夏の暑さは厳しくなる一方だと思います。
私自身、当社でも心がけますが、住宅にとって「高断熱である」という条件は必須になりそうです。