こんにちは、アスカ工務店の遠藤です。
少し振り返り記事を。
富士市厚原「親子で快適に暮らす平屋の家」では、基礎工事が進んでいました。
基礎工事の鉄筋工事ですね。
基礎工事は読んで字のごとく、家造りの基礎です。
その中でも基礎の中に設置する鉄筋は特に大事です。
鉄筋は、簡単に言えば鉄の棒。
この鉄の棒を基礎のコンクリートの中に埋め、基礎の強度を高めます。
そしてもう一つ大事なのは、鉄筋をどのように設置するか?
基本、ベタ基礎と言って、基礎の底盤部分は異形鉄筋という鉄筋棒を200mmピッチに格子状に組んでいき、立ち上がりの部分もやはり200mmピッチに組みますが、ポイントがいくつかあります。
基本のポイントは、鉄筋が重なり合う部分や折り返しの部分。
そして一番のポイントは、まずは構造計算をした場合、基礎のどの部分に力がかかるのか。
家本体の上部躯体部分でもそうですが、地震発生時、どこに力がかかるのかを構造計算で算出し、その部分には特に鉄筋を増やして補強します。
その補強箇所をしっかり補強工事した後は、鉄筋工事完成後、第三者機関(住宅瑕疵担保責任保険法人)通称JIOの検査を受け、検査合格後コンクリートを打設します。
これらの検査は家完成まで、4回実施します。
基礎鉄筋、駆体金物、防水工事、そして完成後。
全ての検査終了後、10年間有効のJIOから住宅瑕疵保険が発行されます。
保険証が発行されれば、お施主様も安心してこの家に住み続けられると思います。
何度も書いていますが、家の基礎はその言葉通り、家づくりの基礎です。
しっかり工事して、次の工事に繋げたいと思います。