こんにちは、アスカ工務店 遠藤です。
やはり、年始から気になるのは1月1日に発生した能登半島の大地震。
連日、テレビやネット情報で能登半島地震のその後を見ていますが、地震後の各地のニュースを見るたびに、暗い気持ちになってしまいます。
特に、被災者された方やそのご家族、今の避難状況などを見るたびに避難場所の生活など「もっとなんとかならないものかな?」と感じてしまいます。
話は変わりますが、当社では以前から住宅の「耐震補強工事」を行っています。そして昨年、新たに耐震補強工事のご依頼を承りました。
場所は富士宮市。数年前に中古住宅を購入され住まわれていたご夫婦からのご依頼です。
富士宮市の耐震補強補助金制度を利用しての工事依頼です。
まず現在のご自宅を拝見させていただき、状況を確認してから「耐震診断」と「耐震補強計画」を立てました。
リフォーム施工後の家を購入されたとのことで、見た目にはそれ程古さを感じませんでしたが、当時の確認申請書を見せていただくと昭和51年、1976年に建てられた家でした。
1976年といえば、1981年が耐震上は新耐震基準になりますので旧耐震時代。正直、耐震強度は低いと思われます。
耐震診断上は、やはり耐震強度は基準も満たず、かなり弱かったです。
早速、富士宮市の「建築指導課」に行き、担当者より補助金等の説明を受けました。
その後、図面や書類等を確認しながら補助金申請を行います。
今回はたまたまというと語弊がありますが、富士宮市のお客様から耐震工事のご相談、ご依頼をいただきました。
国も県も市も住宅の耐震工事には補助金も出し、積極的なはずです。
しかしネット情報ではあまり進んでいないような印象を受けます。
とにかく、静岡県でも昔から東海、東南海、南海、首都直下などの大地震への注意喚起がなされてきました。
能登半島地震を教訓に、というのも失礼とは存じますが、耐震・補強工事を当社でも積極的に推進していこうと思います。
過去の地震
長野県神城断層地震 2014年 11月22日
地震の起きた次の日、被災地の状況確認に行きました。