松尾先生の実物件を見学に行きました。

STORY

こんにちは、中村です。

先日、普段から温熱環境や意匠設計をご教授いただいている、松尾設計室の松尾和也先生が設計された実物件を大阪まで見学に行きました。

まず感じたのは温熱環境の心地良さでした。1、2階の温度差を感じず、8月の一番暑い時期で汗だくでお邪魔しましたが、室内は本当に気持ち良かったです。
家全体でうす暗い場所がなく、とくに水回りは明るく爽やかでした。
松尾先生曰く、ここまで様々な仕上げ材を使ったことがないとのことでしたが、照明器具や金物類も含めて統一感があり品良くまとまっていました。
あと1番感じたのは、お施主様が生活するイメージが湧き、その様子も拝見したいと思える住宅でした。
ここに絵が飾られるのかな、この棚にたくさんの本が並べられ観葉植物やインテリア雑貨はここに飾りたいのかななど…生活感を無理に隠すことはせず、自然体で過ごせるような、住宅ってこうありたいと思わせてくれる感覚でした。
写真を載せることはできませんが、ご教授いただいている性能とデザインの両立を肌で感じることができ、大変貴重な時間でした。
自分の設計はまだまだ足元にも及びませんが、この経験をまた実務に生かし、お施主様にご提案できるように精進して参ります。
写真は月一回の講義の様子です。