今回は、私個人の思い出話になりがちですが、書いてみます。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

当社では今、富士市中央町で「性能向上リノベーション」工事をしています。

今日の話は私個人の話になりがちですが、よろしければ・・・。

今回の出張のきっかけは、熱海市のオーナー様よりご連絡があり、キッチンの水栓が漏れがちなので見てもらえないかと言うご相談をいただいたことでした。

水漏れなので急を要すると思いましたが、熱海ですと距離的にすぐ行けないため、オーナー様にLINEにて水漏れの状態を動画で送っていただきました。
動画の様子からこれは水栓本体の水漏れと判断し、すぐに新しいものを取り寄せて水栓が納入された二日後位に水道屋さんと熱海のオーナー様宅に向かいました。

このオーナー様宅は築14年、10年以上なので今まで何回かメンテナンス等で伺っています。

水栓交換は無事完了し、帰路につこうと思いました。
ただ、時間もちょうどお昼すぎ、せっかく熱海に来たのだからどこかに寄っていこうかな?と、よせばいいのに思いついたのが「池田満寿夫記念館」。
オーナー様宅からなら車で10分程で着きそうだったので、さっそく行ってみました。


池田満寿夫記念館には今から30年以上前に来たことがあります。
今では池田満寿夫という名前はあまり聞きませんが、当時は版画家だったり、「エーゲ海に捧ぐ」という小説が映画化され話題になりました。

私も美術品を見るのが好きだったので、当時池田満寿夫の個展などに行った記憶があり、こちらにも一度ですが来たことがありました。

もう30年以上経っているので、どうなっているかな?と思いましたが、記念館はきれいに整備され
開館しているようでした。
さすがに、中を見る時間はなかったので、外観を見るだけになりましたが、懐かしい雰囲気になりました。

池田満寿夫記念館を後にした後、熱函道路を走っていてまたまた気になる場所が出てきました。
それは、エメラルドタウンという別荘地。

かつて1990年バブル期に、建売の別荘建築に現場監督として携わっていました。
その時期の熱函道路沿いの別荘地、ダイヤランドやエメラルドタウンは仕事場でした。

何となく当時自分が携わった別荘のその後を見たくて行ってみました。

まずは、坂の上下に建つ2件の別荘。
上の家は、今は使われていないのか、外壁はカビが生え、玄関前には木が鬱蒼と伸びていました。
かつては使われていただろうバーベキューセットも木に埋れていました。

一方下段の家は、同じ時期に建てられたのに外壁は塗り直されてきれいに。
玄関が開いていたので、人がいるような気配がしていました。

もう1軒廻り見てみましたが、こちらもお庭はきれいに整備され、外壁も塗り直され管理されているようでした。

別荘地なので一般的な、家とは使われ方が違いますが、自分が過去に携わった家が、まだきれいに使われているのをみると何となくホッとしました。

他にも何件か建てましたが、別荘地内は山道が入り組んでいて当時の記憶もあいまいなことと、あまり時間もかけられないので別荘地をあとにしました。

この場所に限らず、今空き家が問題化しています。
何か自分もその対策ができないか、考えております。