こんにちはアスカ工務店 遠藤です。
今日は少し前の出来事を書こうと思います。
先日、沼津市大平で地鎮祭をとりおこないました。
地鎮祭とはこの地に昔からお住いの地の神様に、ここに家を建て住む事へのお許しのお願いとご報告みたいなものですね。
日本ではキリスト教などの一神教の教えではなく、辻のあちこちに神様がいるという考え方があります。
神社はもちろん、道や川や家の中にもいます。
少し前に「トイレの神様」という歌がはやりました。
「トイレを汚したらトイレの神様に怒られるよ」というような、小さな子供たちへの教育の意味もありますが、いつもどこかで神様が見守っているという日本人の感覚は、地鎮祭をとりおこなう理由でもあると思います。
この地に昔から住まわれている神様たちに、まずは工事をさせていただくことのご挨拶と感謝を伝えます。
そして家が完成した暁には、お住まいになるお施主様ご家族を生涯守ってくださるようにお願いします。
着工後は大工さんなど職人さんたちと力を出し合ってお施主様にとっていい家を建てていきたいと思います。
それにしても、これから着工させて頂く沼津市大平という土地はとても自然豊かな場所です。
狩野川の堤防の近く、豊かな田んぼや畑が広がっています。
周りを見渡せばさらに、伊豆につながっていく山々。
これからの工事中これらの景色も楽しみながら進めたいと思います。