富士中央町性能向上リノベーションへの家、解体後の木工事について 書こうと思います。

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こんにちはアスカ工務店 遠藤です。

富士中央町性能向上リノベーションへの家、解体後の木工事(大工さん工事)について
書こうと思います。

今回の工事の家の建てられた時期は平成10年1998年。
築25年。1986年の新耐震基準以降の家ですし、中古住宅としてはそんなに古くはないですが、
家の間取りは、高齢な方が建てられたようなので昭和風といいますか、和室が主な部屋に構成されていて
もしこの家を子育て世代のご家族が住まわれるとしたら生活しづらいかな、と思いました。

その為、新規にリビングダイニング、キッチンなどは既存の柱などを撤去、移動させていただき新しいプランを
変更しました。

(白っぽい、材料が補強した梁です。)

ただ、その為に柱を撤去するためには、当然その部分を補強しないとなりません。
柱は撤去すると、たとえ自立したとしても地震時などは危険なため、梁などをボルト等で補強しました。

補強方法は幅の広い、新しい梁を背負わせて、ボルトなどでガッチリと締めます。
そうすれば、上部の荷重はもちろん、地震時にも十分耐えてくれます。

でも、プラン状は取りたい柱でも、構造上は無理がある事がたまにあります。
そうした場合は、無理をせず、柱の位置に合わせて間取り変更を検討することも大事だと思います。