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福島県双葉町が帰還困難区域で避難指示を 解除すると出てました。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日、ネット新聞を見ていたら2011年の東日本大震災時、福島第一原発事故で被害に
合われ、全町非難が続く、福島県双葉町が8月30日に帰還困難区域の一部で避難指示を
解除すると出てました。

東日本大震災といえばもう11年も前かと思います。

でも私は、この東日本大震災の記事を読むと今でも強く思い出すことがあります。
それは東日本大震災から5年後の2016年にいろいろ縁があり3回福島県に行って
現地を見たことです。

東日本大震災の事を書くと同じようなことを書いているので、以前の私の記事を見たことが
ある方は「又だよ~」と思われる方もいると思います。
でも、それだけ当時の記憶が自分にとっては強い印象です。

3回と言ってもそろそろその順番があいまいですが、一番覚えているのは、三回とも車で行ってますが
現地で用事が済んだ時から福島県浪江町、双葉町、大熊町と北から車で海沿いを下ったことです。

各地域とも除染作業をしていたので、町というか村というか、人はいなく閑散としていました。
当時、震災から5年たっていましたが工事関係者以外の人はいませんでした。



浪江町からは国道6号線を走りました。

国道からの街の様子は、民家や公共施設、民間企業、店舗が全てゲートで塞がれていました。
住民の方たちは避難されているので主には盗難防止か?見ていて異常でした。

浪江町から双葉町に入る時は特に緊張しました。

放射能漏洩した福島第一原発のすぐ近くを通ったからです。もちろん原子炉までの道は規制が張られていて
近づく事はできません。その為、道を内陸に少し移し車を走らせました。

でも福島第一原発を一目見ようと規制が終わった所で海岸に行くと遠くに福島第一原発が見えました。
しばし、考えにふけったことを覚えています。

その後は又海岸線沿いに車を走らせ富岡町、いわき市に入りました。



この間は、当時まだ残されていた津波の傷跡がありました。
ただ、反対に堤防などが併設されていて道も新規だと思いますがきれいに完成されていました。

毎回、福島県のこのあたりのニュースが流れると当時の同じ景色がよみがえります。
福島県の復興は進んでいると思いますが、静岡県など環太平洋地域も東海、東南海、南海大地震など
大地震に備えての対策が必要ですね。

やはり自分は建築の仕事をしているので、家の性能で重要な耐震性能が高い家を建てていく、
中古住宅では耐震性能を上げていくのはとても重要だと思います。
最後、付けたしのようですが。でも大事ですね。