こんにちはアスカ工務店遠藤です。
富士市宮下性能向上リノベーション工事の現場では前回と同じ、構造材の耐震補強の事を
書こうと思います。
前回では、家の外壁や内壁など解体して内部の構造を確認したら既存住宅の柱と梁や
土台などの結束金物が、しっかり収まっていないことが分かりその部分を集中して
金物補強したことを書きました。
今回は耐震診断をして、大きな地震が来た際、倒壊しないようにする為の構造補強です。
当社の場合、耐震診断の結果が評点1.5以上。大地震に対して「倒壊しない」という診断が出るように
補強計画をします。
具体的には地震に耐えうる壁を作るための筋交いの設置や構造合板の設置です。
既存住宅の耐震診断をすると、家のどこの壁を強くすれば、大きな地震に耐えるかが分かります。
その部分を筋交いや構造用合板で補強します。
筋交で補強した場合、前回書いた柱や梁などの金物補強同様、しっかり金物で補強します。
構造用合板は主に外壁の下地材を兼ねて外周を包みます。
当社の場合は新築と同じ構造用合板の吉野石膏の「EXハーパーボード」を採用しています。