ナチュラルアスカの家

富士市柚木の現場では「微動探査試験」をしました。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日ですが、富士市柚木の現場では「微動探査試験」をしました。

一般的に家を建てる場合、「スウェーデン式サウンディング試験」という土地の地盤調査を行います。
当社も地盤強さを知る為、そして地盤保険に入る為にもこの試験を行います。

 スウェーデン式サウンディング試験

地盤調査とはすごく簡単に言うと現状の地盤の固さを測ります。
大きな地震が実際に起きた場合、この地盤がその地震に耐えられるかどうか?です。

もし耐えられないという結果になった場合、地盤改良などの工事が必要になります。



 微動探査試験

微動探査調査で分かることは、もし大きな地震が来た時の地盤の揺れやすさです。

地震の特徴としてはマグニチュードのような大きさだけでなく、周期というものがあります。
例えば東日本大震災のように遠くの海で発生した場合、大きな波、周期として地震動が近づいてきます。

東日本大震災時に東京などの高いビルが波打つようにゆっくり揺れている画像を見た方もいると思います。

そうかといえば阪神淡路大震災のように断層のズレなどによる直下型地震は比較的浅い地盤で起こっても急激な揺れを発生させます。
その場合の揺れの周期は短く、例え地震規模はそうでもなくても地表では大きな振れになり多大な被害が起こる場合があります。

そのような地盤の揺れ方の違いは震源地の違いもありますが、地盤の性質により変わります。

微動探査調査ではそのような地震の質によりどんな揺れが家に及ぼすかが分かるようです。
で、地震地の家の揺れやすさが分かった時にはどのような対策がとれるか?

やはり、一番の地震対策はどんな周期の地震が起こってもそれを吸収する制振装置がその対策になります。
今、当社の家を建てられるご家族のほぼ全棟が制振装置を設置されます。

当社としてもこの「微動探査試験」は標準施工。
どんな周期の地震でも対応する、制振装置本体と設置施工費の合計の定価の半額の金額で設置しています。

やはり、当社のオーナー様ご家族には長い時間ずっと、安心で安全に暮らしていただきたいですね。