こんにちはアスカ工務店遠藤です。
皆さんコロナ禍の中いかがお過ごしですか?
最近思いますが、当社に訪問してくれたり、ネット上の一般の方からの家に関するご質問が
耐震や断熱など性能に関するご事が多くなってきたような気がします。
コロナの中、家にいる事が多くなりこれからのご家族の生活のあり方を考えた場合、お部屋の快適さや
安全さを考え、やはり家の性能は大事だと思ってくれていたのかな? と考えています。
その為、家の性能について改めて家づくりを初めて間もない方にも分かりやすく解説していこうと思います。
動画でも解説公開していく予定ですが、まずはブログにて。
今日のお話は
「冬の寒い空気、夏の熱い空気の侵入場所は窓以外に玄関ドアがあります。」
玄関は人が通り常に開け閉めします。
その為空気の入れ替わりが激しい場所です。
そして空気と一緒に湿気も入りやすいので結露もしやすい場所です。
その為窓と同じくドアの性能も考慮する必要があります。
その注意点を主にサッシメーカーのカタログからの抜粋でまとめてみました。
ドアの断熱仕様はKなんとか?で比較することが出来ますが、ドアの構造による断熱性の違いで、
K4~K1.5で表されます。
アルミ仕様からK1.5高断熱仕様までK値が下がるほうが断熱性能が高いです。
ドアの構造内容は
一般 =標準枠+一般構造+合わせガラス
K4 =標準枠+断熱構造+複層ガラス
K3 =ドライ枠+断熱構造+複層ガラス
K2 =ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス
K1.5 =ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス(ガス入り)
K3~K1.5のドライ枠とは、
ドアのアルミ製の枠の部分を室内側と屋外側に分離し、
断熱樹脂によってつないだもので、枠の結露を大幅に抑えてくれるのだそうです。
主に採用している地域はメーカーのホームページには
K4 関東以南の比較的暖かい地域
K3 寒冷地をのぞく比較的寒い地域
K2 北海道や東北地方など寒冷地
K1.5 〃
と書いていました。
当社の場合静岡県ですからK4以上の性能のドアになります。
もちろんお施主様のこだわりもありますからそれ以上の性能を選ばれる方もいらっしゃいます。
この中にアルミ枠については書いていなかったですがやはりアルミ枠は熱が
伝わりやすいく断熱性が低く結露もし易いので安価で採用はされやすいですが
玄関ドアの性能を考えた場合はメーカーも積極的ではないのかな?
と思いました。
最初書いたように玄関は人の出入りが激しく空気が常に入れ替わり
結露もしやすい場所なので断熱性を考慮して選ばれたほうがいいと思います。
後はドアのデザインかな。
静岡県であれば性能値はK4以上。
後は好みのデザインのドアを選択されればと思います。