ナチュラルアスカの家

生活するご家族の距離感が近い家3

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は昨日の続き、富士市の「カーサリンネル」の家の2階部分をご紹介したいと思います。



2階へはこの家用に特注した鋼製の階段を登ります。
手摺までスッキリデザインされていて、漆器の壁のホワイト色、階段床板の無垢のナラ材のブラウン色
によくマッチしています。

階段を上がりきると幅の広い洗面台が設置されています。
ホワイト色のタイルがテーブル上の台に貼られ、こちらもホワイト色の洗面ボールが
設置されています。

この洗面台の左面は畳1帖ほどの脱衣室があり奥には浴室(ユニットバス)になっています。
洗面場所と別れているのでこの場所では浴室に入る為に服を脱いで洗濯物を集める場所です。

脱衣室には高さ調整が出来る棚が設置されています。
タオルや着替えなど、親子で背の高さに合わせて収納しておけばお風呂から出た後もスムーズに
着替えなどが出来ると思います。


じゃあ洗濯場所はどこかというと先程の洗面台の右面に洗濯室兼室内干し場所があります。

一般的には洗濯物は外干しのイメージがありますが、オーナー様奥様はご主人様との共稼ぎなので
洗濯物を外ではなく、室内干しをされたいという当初からのご要望でした。
その点も「カーサリンネル」の家の設計コンセプトとご要望があいました。

外干し用の2階のバルコニーは必要とせず、広めの洗濯場所兼室内干しを希望されていました。

洗面台の左手の浴室で脱がされた洗濯物は右手の洗濯室兼室内干し場所で干されます。
そしてここは2階、ご夫婦の寝室やお子様の部屋がある階です。

オーナー様のお忙しい毎日の家事導線を予想した場合、2階で洗濯をし脱水後室内干し場所で
洗濯物を干し、そのまま寝室でお休みになるという事も可能だと思います。

朝には洗濯物が乾いているかも?




それでは寝室に入ってみます。まだお引渡し前で家具等はないです。
家具はないですが、お部屋の感じはこの写真からも分かります。

入ると天井までの吹抜けになっています。
1階と同じ無垢のナラの床材、ホワイト漆喰が落ちついた雰囲気を醸し出しています。

外観でもご指摘したこの家のシンボルでもある丸窓が外から明るい光を差し込ませています。

入ってすぐのところにオープンのクローゼットになっています。ご夫婦の洋服がここに掛けられると思います。

お部屋の中に少し入ってみるとこの部屋の全体が分かります。
夜など丸窓から星や月が見えるのでしょうか?


お子様の部屋です。
やはりホワイト漆喰の壁と無垢のナラ材の床。
お子様はお二人ですが、まだ小さいのでしばらくは一部屋で過ごされます。

大きくなったら今の部屋を二つに分けてそれぞれ勉強部屋にする予定です。

今回の家は「カーサリンネル」のデザイン住宅。

限られた大きさの中に、この家の間取りや造りはご家族の距離を近くする工夫がたくさんありました。
オーナー様ご家族はそんな事を感じられこの家に住もうと決心されたかもしれません。

家づくりの何かヒントになりそうな事があると思います。