こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今年も3月に入りました。
3月に入ると思い出すことがあります。
それは3月11日 3.11です。
2011年のこの日、東日本大震災が起こりました。
津波による被害
死者約1万6000人、行方不明者約6000人の犠牲者があったそうです。
私は建材メーカーのセミナーを兼ね2016年に3回ほど震災後の福島県に行きました。
セミナーの翌日、被災地を車で回ってみようと思い福島第一原発に向かいました。
常磐自動車道に入り広野インターで降りました。
広野町から楢葉町、大熊町を通り双葉町へ入りました。
いつも震災関連の新聞やテレビに出てくる震災の被害にあわれた町名をとおり、なんとなく緊張したことを覚えています。
福島第一原発にはさすがに通行止めで入れませんでした。
そのため双葉町から海沿いに南下しようと思いました。
もしかしたら福島第一原発を海から見ることが出来ると思ったからです。
途中人気のない町や民家をいくつも見ました。
海沿いに出てみると、遠くに福島第一原発を見ることが出来ました。
遠くに見える福島原発を見ながら複雑な思いにかられました。
あの日以来どれほどの人がまだ苦しんでいるでしょうか?
あれから8年の歳月が経とうとしています。
福島第一原発を遠くに望む
さらに海沿いに車を走らせ富岡町に入りました。
富岡町も工事関係の人以外人影がなく閑散としています。
でもさっきまで人が住んでいたような気配の家もありました。
震災後取るものもとりあえず避難されたのでしょうか?
陸前浜街道6号線から海のすぐ入った海沿いの道でお地蔵さんがたくさん並んでいる海の洞穴がありました。
お地蔵さんがたくさん祭られていた海辺の洞窟
これはもともと海の安全祈願の場所なのか?それとも2011年の震災時に津波で亡くなった
方たちを弔っているのかわかりませんが、その佇まいに触れて思わず近づいて手を合わせました。
この2016年5月の福島県への訪問はたった一泊でしたが、たくさん震災の現実を感じることができました。
まだまだたくさんあまり人に触れられない震災の被害があるのだと実感しました。
ご提案
政府の中央防災会議は今後30年以内に東海地方に巨大地震が発生する確率を87%としています。
当社ではご自宅の耐震性能を知っていただこうと無料の耐震診断を実施します。(無料期間は3月31日まで)
耐震診断対象住宅 1.1950年(昭和25年) ~1981年(昭和56年5月)までに建築された家(旧耐震基準)
旧耐震住宅なので耐震診断、耐震補強とも補助金の対象になります。
富士市市役所建築指導課に直接お問い合わせください。0545-55-2903
当社でも市役所への耐震診断代行手続きができます。(無料)
2.1981年(昭和56年6月以降) ~ 2000年(平成12年5月)までに建築された家(新耐震基準)
新耐震基準だからといって油断はできません。
2016年4月の熊本地震では新耐震基準の家でも倒壊しています。
新耐震基準の家の弱点は壁のバランスと木と木の接合部分といわれています。
備えこそ最大の防御です。ご家族の将来のためにも耐震診断を実施しましょう。
(もし、耐震診断の内容もっと知りたい場合は専用の「木造住宅耐震診断ハンドブック」
を用意しています。お気軽にご要望ください。)
住まいの耐震診断、耐震工事、断熱工事ならアスカ工務店