ナチュラルアスカの家

当社で「お金が貯まる家に住みたい」セミナーを開催しました。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日、当社で「お金が貯まる家に住みたい」セミナーを開催しました。

その中で気になったことは、参加してくれたみなさんが将来に多少でも不安を抱えているということです。

今回は参加人数も少なかったので私が一方的に話すというよりは会話形式で私から質問したり
反対に参加してくれた方より質問を受ける形で進めました。

セミナーの中にこんな内容の問い掛けがありました。

「60歳時点の住宅ローン残債を意識してますか?」

住宅ローンを借りる時期にもよりますが、もし30歳で35年返済の住宅ローンを組んだとしたら
完済するのは65歳になります。

一般的な会社ですと定年退職は60歳。

その場合、住宅ローンの完済は65歳ですから残債が残ったまま定年退職を迎えます。
そして年金も今は65歳からですから定年後、会社に再雇用されたり次の仕事が
決まっていれば収入はありますが、定年退職したままだと5年間は収入がなしに
なってしまいます。

確かに退職金の一部をローン返済にと言う考えもありますが、まだまだ続く人生では余力は常に
残したいものです。

これはセミナー内のライフプランをしたご家族の事例ですが、

事例 30歳ご主人(年収470万円、妻パートお子さん5歳、3歳) 

借入3000万、返済期間35年、金利1.41%
毎月支払い9.1万円    総支払額は3.802万円

60歳時のローン残債は525万円になります。

簡単に言ってしまえば上の事例ですと60歳になり今の仕事が定年になった時
住宅ローンの残債はまだ525万円残ります。

定年退職後の再雇用と言っても今までの給料を満額もらえるわけではありません。
半分、4割程度という会社もあるようです。

確かにこの時期になれば子供達も手を離れて教育費や扶養などの義務はないとは
思いますが、それでも住宅ローンの支払はきついと思います。
せっかく、仕事も離れこれから第三の人生。

人生は四つに分類されるとある本で学びました。

第一の人生は子供から青年までの学びの人生。
第二の人生は仕事についてからの成長の人生。
第三の人生は今までの仕事を離れ、自分らしい新たな学びや労働をする人生。
最後は高齢になり必要介護などを受けながら過ごす円熟の人生。

第三の人生はまさにいろいろな事から開放され自分らしく生きる人生だと思います。

ではこのように残債が次の人生に響かなくするにはどうしたらいいのでしょうか?

ローン返済を考えた場合は。

例えば、計画的な住宅ローンの繰り上げ返済。
自分たちのお金の流れを考えてのタイミングをはかり行い残債を減らします。

仕事をしながら次の仕事にアテをつけるのもいいですよね。
収入がついてくれば、できれば少しでも社会貢献ができる仕事であれば、やりがいが生まれるかもしれません。

それか思い切っての起業。これもまずは生活のための収入が取れるかですが。

とにかく住宅ローンは長い付き合いになるので常に意識してお金の流れによっては
少しでも残債を減らすように考えたほうがいいと思います。

そしてその人生のお金の流れをシュミレーションして見える化するのがライフプランです。
私は家を建てることが目的のライフプランを「家づくりのためのライフプラン」と呼んでいます。

そしてこのライフプランは家を建てる目的だけでなく、建てた後も人生の
節々ににおけるお金の流れを知るためにも、事あるごとにやってみるのもいいと思います。

それを実行すれば、将来への不安が少しでも減るのではないかと思います。