こんにちはアスカ工務店遠藤です。
富士宮市北山の性能向上リフォームの現場 では解体工事もほぼ完了し断熱工事に入りました。
今回の工事の目的の一つは断熱工事です。
そして断熱工事のポイントは部分断熱。
家全体を断熱工事すると高額になってしまうため、例えば寝室だけとかリビングだけとか
過ごしやすくしたい部屋だけ断熱工事をします。
前回の解体工事によって、お部屋は家の骨組みだけになっています。
そうすれば断熱材が入れやすくなります。
まず床断熱ですが、今回採用した断熱材はFPコーポレーションの「ラクティー」の
大引90mm(床下地)間の厚さ80mmです。熱伝導率0.024W/MK
大引(床下地)を910mmピッチに新規に組み直しこの断熱材を組み入れます。
寸法がきっちりはまって気密性もあります。
壁も解体して骨組みだけになっているのでここに断熱材を入れます。
今回採用した断熱材は旭ファイバーグラスの「アクリアネクスト」厚さ105mm 熱伝導率0.034W/MK
天井も解体して骨組みだけになっているのでここに断熱材を入れます。
今回採用した断熱材は旭ファイバーグラスの「アクリアマット」厚さ155mm 熱伝導率0.034W/MK
この工事ではお部屋部分断熱なので四方の壁の外壁面だけでなく、内壁面にも充填しました。
寒い日には外壁面だけでなく断熱工事をしていない他の部屋からも冷たい空気が入ってくることもあります。
内壁面も断熱されればよく例えられますが「魔法瓶に様」に断熱材にすっぽり包まれた状態になります。
昭和時代の魔法瓶
後は問題は窓ですね。
夏の外部からお部屋の中への熱の侵入の7割が、冬のお部屋の熱の外部への流失の5割が窓からと言われています。
次回はこの話を書きます。