こんにちはアスカ工務店遠藤です。
富士宮市北山の中古住宅の性能向上リフォームの続きです。
先日のブログで、雨漏りとシロアリ被害により家の重要な構造材の土台と柱の交換を
余儀なくされました。
ここまで被害がひどいと土台も柱も交換するしかありません。
特にこの柱は外につながりバルコニーを支えている大事な柱でもありました。
交換前
土台と柱は新しい部材と交換されました。
柱や土台は既存の被害がなかった部分に強度的に絡めました。
こうしておけば強度的には問題ないかと思います。
下地をめくった部分で他の部分も劣化が進んでいるところもありましたが、出来る範囲で何とか交換しました。
交換後
前にも書きましたが、今回のこの家の工事の目的は雨漏り解消と個別の部屋単位の断熱改修工事です。
雨漏り対策としては既存のバルコニーを管理が大変なので屋根に変更。
(管理が大変というのは、この富士宮市北山地区というのは、家の周りが森のように木が多く
季節の変わり目でたくさんの葉っぱがバルコニーに落ちてしまい、高齢のご夫婦では
その管理が大変という事でした。)
個別の部屋単位の断熱改修はとは、高齢のご主人様がいままでは2階で寝ていましたが、階段の乗り降りが大変な為
1階の今まで客室として使っていた和室を寝室にするにあたり、その部屋だけを断熱改修して寝室として使われる
為です。
部屋単位で断熱改修にした理由は、全体をするより費用が掛からないからです。
工事は断熱改修する部屋を床、壁、天井と仕上げを壊すところから始めます。
前回ははこの時点でシロアリ被害が発見されました。
次回は断熱工事から書きます。