ナチュラルアスカの家

富士宮市宮原にて「ミニシアターがある家」の完成現場見学会を開催します。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

12月の1日2日の二日間、富士宮市宮原にて「ミニシアターがある家」の
完成現場見学会を開催します。

只今工事中です。

この家の一番の特徴や見どころは、ミニシアターがある事。
お施主様ご主人様が大の映画好きの為、最初の構想よりミニシアター計画がありました。

ミニシアターというと、音響設備の充実をまずは考えがちですが、一番大事な性能はなんと言ってもその防音性能です。

ミニシアター内で大音響で映画等を鑑賞する場合、家族はいいのですが、もしその音が外部に漏れてしまえば
隣近所の方にとっては単なる騒音に他なりません。
まずはご近所になるべく音を逃さない、感じさせないことが大事です。
今回、この防音性能の要になったのは「セルロースファイバー」です。

「セルロースファイバー」は当社の家で標準採用している断熱材です。
以前のブログでもお知らせしていますが、原料はホウ酸を充填した新聞紙のチップ材。
その材料を外壁部分の壁の中に吹き込みます。

「セルロースファイバー」の効果はいろいろあります。
まずは高い断熱性。新聞紙のチップ材の素材が夏の外気の暑さ、冬の寒さを伝えにくくし
温度の寒暖差を少なくします。

ホウ酸を充填する効果は二つあります。
一つはホウ酸は防虫効果がありシロアリなどの害虫を寄せ付けません。ホウ酸ダンゴとしてゴキブリ駆除で
使われています
二つ目のホウ酸効果は防火性能です。セルロースファイバーに充填されたホウ酸の効果で原材料が新聞なのに
火を近づけても燃えません。

後、新聞のチップの効果により調湿効果があります。
一般的なガラス繊維質の断熱材やウレタンの断熱材は湿気を吸っても吐き出しませんが
セルロースファイバーは紙という性質により湿気を含んでも壁内湿度により吐き出します。
湿気を壁内に停滞させないのでカビ発生や結露の心配がありません。

そして最後になりましたが防音効果、遮音効果が高いです。

セルロースファイバー高密度に壁内に充填されるので、音などを吸収し外に漏らしにくいです。

この家の一番の特徴は「ミニシアターのある家」なのでシアター内の防音効果について詳しく書きましたが
次なるこの家の特徴や見どころは、お部屋全体に使われている自然材料の床材や壁材、天井材です。

まず床材には「アカシア」が使われています。
アカシアの特徴は、固く傷も付きにくいです。木目は少ないですが色が濃い、薄いがはっきりしています。
使いかたによりお部屋をビンテージ風、ナチュラル風にもすることができます。
(最近当社のオーナー様はよくアカシアを採用します。当社過去のオーナー様宅より)

吹き抜けの天井材はこのアカシアとは対のように「アメリカンレッドシダー」を採用しています。
この材料も色の濃い、薄い言い換えれば赤い、白っぽいがはっきりしています。
名前の通りアメリカ産の杉材です。
建材にも使われますが、ギターや家具にも使われ年数が経ち使い込むうちにいい味が出てくる素材です。

壁にはクロスも使われていますが、全体では漆喰が使われています。
調湿効果が高く、お部屋のいやな匂いなども吸収します。
ただなんと言っても漆喰の塗り後の濃淡がきれいです。特に夜、照明に照らされた漆喰影は
なんとなく心癒されます。

リビングの吹き抜けにも工夫が。
キャットウォークという廊下を作り、吹き抜けの本来なら足場を作らないと拭けない窓なども
拭けるようにしました。
開放感もあり下から眺めると木目の梁を使った渡り廊下に遊び心があります。
将来お子様が上から「パパ、ママ」と呼ぶ声が聞こえてきそうです。

当社で家を建てるオーナー様は家に対する思いれが強い方が多いですが特にこの家のお施主様は家への
希望や思い入れが強かったためプランニングには長い時間をかけました。
特に生活動線、奥様の家事動線、作業性や収納量、収納場所など使いやすさともに
よく打ち合わせ検討しました。

その効果はキッチンからパントリー、洗面所を兼ねたウォークインクロゼットから脱衣室へなど
各箇所に主に造作家具による収納場所を設定しました。

プランニングに時間をたっぷりかけ間取りを決めたので住んでからも自分スタイルで使いやすと思います。

後、プランニングの特徴といえば、リビングから小上がりのあるダイニングへそしてキッチンへと
一般的に考える家のプランとはひと味違います。このあたりもこの家の見どころかもしれません。

この家の特徴や見どころをまとめると

1.家の中に本格的なミニシアターがある事。セルロースファイバーを充填し防音遮音性能を高くしています。

2.お部屋全体に使われている自然材料の床材や壁材、天井材がお施主様の好みに合わせてチョイスされています。
ビンテージ風ナチュラル風にも使える「アカシア」の床材、アカシアとは対象的な「アメリカンレッドシダー」の天井材。
調湿性がありお部屋をやんわり演出してくれる漆喰壁など。

3.リビンングの上空はまるで浮いているように回遊できるキャットウォークになっている。

4.プランニングに時間をかけ生活動線、奥様の家事動線、作業性に合わせた収納量や収納場所など検討打ち合わせをし
住んでから将来まで使いやすいと思います。

5.リビングから小上がりのある和室、カウンター越しのキッチンまでお施主様の生活スタイルに合わせて
お部屋を配置しました。
このお部屋配置もこれから家を計画される方にはプランニング時参考になると思います。

まだ工事中ではありますが、この家「ミニシアターがある家」の完成現場見学会を開催します。

完全予約制  

日時 12月1日(土)2日(日)  10時より16時まで

   もし時間外ご見学希望がありましたらご連絡ください。

場所 富士宮市宮原

託児あり (希望の方は事前にお知らせください)

ご見学希望は当社のホームページに間もなく専用ポートがあ解説しますのでこちらでご予約ください。