秋、アートの季節。
展示された絵画や彫刻などの作品を見る前に、建築物を鑑賞してみませんか?
たまにはこんな休日もいいですよね。
坂茂建築設計が手がけた、世界遺産・富士山を守り継ぐための施設。
逆さ富士の中をらせん状に歩きながら6つの展示ゾーンを巡る造り。壁面に投影された富士山にまつわる映像を見ながら全長193mのスロープを登ることで、空中を浮遊するような感覚で富士登山を疑似体験することができる。
〒418-0067 静岡県富士宮市宮町5-12 TEL.0544-21-3776
開館時間/通常・9:00〜17:00(7、8月・9:00 ~ 18:00)休館日/毎月第三火曜日
建築史家、建築家である藤森照信氏が設計した、すり鉢状の緑の斜面に立つ土の建物。
思わず足を止めて見入ってしまうこの不思議な建物は、多治見市笠原町にある「多治見市モザイクタイルミュージアム」という、タイルについての情報が何でも揃い、タイルの新たな可能性を生み出すミュージアムなんです。
〒507-0901 多治見市笠原町2082-5 TEL0572-43-5101
開館時間/9:00-17:00 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
昨年、東京都内では初となる世界文化遺産として登録された国立西洋美術館は近代建築の三大巨匠の一人、フランス人建築家ル・コルビュジエによって設計されました。特徴的な外観はもちろん、今見てもモダンな空間演出方法もじっくり味わってみたいですね。
〒110-0007東京都台東区上野公園7番7号 (03)5777-8600
開館時間/9:30~17:30 休館日/毎週月曜日
未来を感じさせるようなワクワクするようなたたずまいの金沢21世紀美術館は、
「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的に設立された美術館です。
円形のガラスの外壁で覆われているとっても広い館内。妹島和世氏と西沢立衛氏による日本の建築家ユニット「SANAA(サナア)」によって設計されました。
〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2番1号 TEL:076-220-2800
開館時間/展覧会ゾーン:10:00〜18:00交流ゾーン:9:00〜22:00 休館日/月曜日
丸みを帯びたうねりが印象的な外観の国立新美術館は建築家・黒川紀章氏が手がけたもの。
近未来的な雰囲気の内観。カフェやブラッスリーも入っているのでお茶やランチにも利用することが出来ます。
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 TEL/03-5777-8600
開館時間/10:00-18:00 休館日/火曜日
区南青山の美術館通りにあるのが「根津美術館」です。日本家屋ならではの大きな屋根が特徴のこの美術館は、東武鉄道の社長を務めた実業家として知られる初代館長・根津嘉一郎氏が長年に渡って収集した古美術品が展示されています。2009年に現在の新本館を設計したのが隅研吾氏です。
〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1 TEL/03-400-2536
開館時間/10:00-17:00 休館日/月曜日
今回ご紹介したものはごく一部です。自分にあった興味のあるものを探して訪れてみてください♪