こんにちはアスカ工務店遠藤です。
少し振り返り記事ですが、富士宮市豊町の工事現場に行ってきました。
丁度鉄筋工事が終わり土間(基礎の一番低い部分土に直接触る部分)のコンクリートを打っていました。
よく、ブログでも書くのですが家の建築中の工程の中でどの部分が一番大事だという事はないです。
各工程とも大工さんなどの職人さんや関係業者さんが問題なく進めることが基本です。
ただ今回の基礎工事では大事なポイントがいくつかあります。
一番のポイントは基礎の中に入っている鉄筋の在り方です。
鉄筋工事は「建築基準法」という法律の決まりがあります。
ただ、これも何回も言ってますが、建築基準法は建築における最低基準です。
建物、特に住宅に関しては、この家で家族が日々生活をし、子供を育て教育します。
生活はもちろん健康的に過ごさなくてはなりませんし、外部からの雨風や台風、地震などから家族を
守らなくてななりません。
そして、最近の気候変動や頻繁に起こる地震などに鑑みて「建築基準法」の最低基準では補えないところが
あると思います。
そうした場合、大事なことはそれらの今の現状を踏まえての建築従事者が自ら「家族にとっての健康的で安全にそして
安全に過ごせる家とは何か?」を考えてその基準を決めなければならないと思います。
話が少しずつずれてしまいましたが、基礎の鉄筋工事は基礎工事の中では要、間違いのない施工が求められます。
当社の鉄筋工事の鉄筋の太さやピッチ(間隔)の仕様です。
少し低くなっているところは構造計算をした後、特に地震時に力がかかる場所の鉄筋の補強です。
基礎鉄筋完了後、全体を見回して問題がないかを確認します。
鉄筋が入りくんだところは特に注意が必要です。
鉄筋が組みあがったら当社の場合JIO(日本住宅保証検査機構)の第三者検査を受けて合格した後
コンクリートを打設します。
この後立ち上がりコンクリートを打設し基礎は完成に近くなります。
今月30日7月1日にこの家の完成現場見学会を開催します。
他にもいろいろおもしろい見どころや楽しいところもあるのでぜひご見学ください。