こんにちはアスカ工務店遠藤です。
基礎工事が始まってる富士宮市豊町の現場に行ってきました。
今日はとにかく暑い。
暑い中基礎屋さんが鉄筋を組んでいました。
基礎鉄筋については以前の現場のブログで何回となく書いてきました。
家の構造の中で大事な部分がたくさんあります。
今回の基礎もそうですし、建てた後の木造の構造もそうですし、断熱、屋根、窓など。
でも、どこが一番大事でという話ではなく、どこも大事で順番ではないんです。
家というものは、このような大事な部分の集合体です。
だから現場の管理が大事です。 (現場監督の海野くんがんばって~)。
今回の基礎の鉄筋工事もあえて言えば、文字どおりの家の構造の基礎。
特に鉄筋は大事です。
鉄筋とは基礎の中に入っている骨組み。
この鉄で出来ている棒のような骨組みの量や太さや施工方法によって基礎の丈夫さが違ってきます。
じゃあ鉄筋をたくさん入れればいいかというとそうでもなく、過剰なコストアップになりますし、
入れ過ぎは反対に基礎の肉付けというべき、コンクリートがうまく詰まっていかなくて
強度不足になってしまう場合があります。
そして、基礎は家の重さを均等に地面に伝える大事な役割があります。
でも、家というものは場所場所によって、重さは違いますし、形もいろいろあるので
重さのかかり方もたくさんかかるところ、少なくかかるところがあります。
ただ、最近ではその部分を「構造計算」という方法で、家のどの部分に力がかかる、
特に地震時にどこの強い力がかかるかがわかるようになりました。
その部分に力がかかるのであれば、その部分の鉄筋量を増やせばよく、
そうでないところは通常の鉄筋量(これも基準がありますが)にすれば
必要に応じて効率よく予算配分が出来、意味のないコストアップにならずにすみます。
なんか当たり前の事をツラツラ書いてしまいましたが、要は建築はこのような
アタリマエのことを続けていく事が大事です。
これが家づくりの基礎です。 (なんちゃって~)。
当社では富士市松本で住宅の完成現場見学会を今月末に開催します。
この家は32坪ほどの家ですが、リビングなどにタイルやリバーロック(川原石)などをインテリアとして使った
お施主様の夢や思いがいっぱい詰まった楽しい家です。
これから少しずつこのブログでも公開していきます。
今回今月30日7月1日にこの家の完成現場見学会を開催します。
いろいろおもしろい見どころや楽しいところもあるのでぜひご見学ください。