家具と造作家具 -家づくり-

STORY

家づくりでは、オーナー様邸やネット、雑誌、あらゆるものから情報を収集した中で、ご自分達に合ったものをみなさん取り入れていますよね。その代表として部屋の雰囲気を左右する重要なポジションの家具。

好きなテイストでありながら機能的で使いやすいものだとより嬉しいですよね。
キッチン周りで使用するものは水や熱に強い素材で清潔に保てるもの、デスクやカウンターなどは耐久性はありながらも直接手や体に触れるものでもあるので温かみがあるものだったりと、テイストの好みはありつつつも要望は同じものがでてくるのではないでしょうか。

 

 

 

「造作家具」という言葉を聞いても馴染みがないので分からないという方の為に調べてみると、
一般的に大工工事でつくる“作り付け”の家具や棚、収納スペースのことを指すそうです。
ナチュラルアスカの家のオーナー様からご依頼をいただく造作家具の種類は、手洗い、洗面化粧台、TVボード、デスク、食器棚兼調理台のキッチンバックヤード、各箇所の収納棚などです。

ごく一部ですが、掲載しましたナチュラルアスカの家オーナー様邸の施工写真を見ていただけるとこういうものが造作家具なのかとわかりいただけると思います。

 

造作家具のいいところは、置きたい場所にピタッとはまり、用途や収納したいアイテムのサイズでオーダーできること。素材や着色に至るまでオーナー様邸で制作してきたものは全くといって同じものがありません。

一生ものの家に世界に一つのオーダー家具を作ってもらったという特別感が出てくるし、愛着も更に増していきますね。着色や素材を合わせられるので統一感もでます。
しかも造り付けにしたら壁の間の隙間にホコリが入る事もないので掃除がしやすく、地震対策としても安心です。
キッチン周りや手洗い、洗面などの水回りはそうそう変えられるものではないので、造作家具を選んで取っ手やタイルなどで思いっきりオリジナル感を出して楽しむのもいいですよね。

そこで1点だけデメリットをお伝えします。大掛かりな配置替えや模様替えを楽しむことが難しいということです。
数年住んでいると家づくりをした時とは趣味や家に対する思いも変化することもありますよね。

 

一方の家具はそんな変化にもフレキシブルに対応できるのが魅力的。
家具職人さんが造った家具は、どの角度から見ても惚れ惚れするほど絵になったりしませんか?
北欧、ナチュラル、モダンなど思い描いている雰囲気のテイストに近づけられますし、趣味が変化したら他の場所に移動出来たり、同じテイストにしなくても自分の趣味で1点1点選んでオリジナルな雰囲気に仕上げられる楽しみもあります。TVボードや食器棚など場所によってテイストを変えてみたり、ダイニングの椅子など1脚1脚違うものがあっても面白いですよね。

壁や床を変更するには大掛かりですが、家具1つでもガラッと雰囲気が変わります。
最初から完璧に仕上げていなくても、徐々に日々の暮らし方で積み上げていく楽しさを味わってもいいくらいに思って家づくりをする余裕を持って家づくりをしてみて下さい。
想いが強すぎると柔軟さがなくなり、見失うこともあるからです。
そんな後悔をしなくてもいいように、間取りができたら家具を配置して
何通りかのレイアウトを考えてみてましょう。
暮らし方で自由に変えられる、
そんな楽しみ方を頭に入れて造作家具や家具をセレクトしてみて下さい。

 

 

日々の暮らしをより豊かなものに、質の良い暮らしを手に入れて下さいね♪