こんにちはアスカ工務店遠藤です。
富士宮市青木平の家「英国風カントリーハウス」では当社のオススメで
ナチュラルアスカの家で標準採用している断熱材「セルロースファイバー」を壁内や天井に
吹き込みました。
セルロースファイバーは専門の職人さんが施工します。
壁に吹き込む前に横方向に板を付けるのはセルロースファイバーは強い圧力で吹込むので
圧力に負けて壁が膨らまないように押えます。
これをやらないと上からプラスターボードなどを壁に隙間なくしっかりとめれなくなります。
吹き込みが終わったら羊毛で蓋をします。
天井裏です。30㎝以上の厚さになるまでセルロースファイバーを吹き込みます。
この断熱材を採用するメリットについては過去のブログでもお知らせしてますが、ここでおさらいします。
まず、セルロースファイバーと聞いて「それはなんですか?」という方もいると思うので
簡単な説明から。
セルロースファイバ-断熱材はアメリカの人気アニメ「おさるのジョージ」にも登場する
アメリカでは一般的に使われている断熱材です。
原料は新聞紙を小さく裁断したチップ材です。
1.断熱効果
少し専門的な話になりますが、断熱材の性能は熱抵抗値(R値)という数字で表されます。
一般的に断熱材の性能は熱伝導率で表します。
値が小さいほど熱が伝わりにくい材料となります。
ただその場合熱伝導率は断熱材の厚みを1mとして比較しているので
この数字が良ければ断熱性が高いとは限りません。
実際の断熱性能の評価には、断熱材の厚さを考えた熱抵抗値(R値)を
参考にして比較したほうが実際にはあてはまります。
下のグラフはいろいろな断熱材の熱の伝わりにくさ、要は寒い冬や暑い夏時
外からの温度の影響をうけにくさを表しています。
このグラフからセルロースファイバーは他の断熱材に比べて熱が伝わりにくいので外からの温度を受けにくく
結論として断熱効果が高いと言えます。
次回はこの続きを書きたいと思います。
富士宮市青木平「英国風カントリーハウス」の完成見学会を4月28日29日30日ぐらいで開催する予定です。
詳しくは当社ホームページでお知らせします。 予約制の予定です。