こんにちはアスカ工務店遠藤です。
東京の国際展示場(ビックサイト)で開催されていた、
JAPAN SHOP(建築、建材展)で同時に行われていた
セミナーに参加してきました。
「スマートウェルネス住宅 シティ最前線」
このセミナーは以前私が参加した「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」と
同じ趣旨のセミナーです。
「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」
日本は先進国の中でも日本製品は車、家電、工業製品、それらの技術など
あらゆる部門で世界のトップレベルでありトップシェアを持ち世界に輸出しています。
ただ自分も恥ずかしながら最近見聞きして知ったことが多いのですが
住宅性能に関しては、特に外壁や窓など省エネに関しての性能が
世界の基準から比べるとかなり低いということが分かってきました。
そして、この窓や外壁などの性能(外皮性能)は単なる省エネということだけでなく
性能の善し悪しによって、住む家族が季節による暑い寒いという温熱に関する
過ごしやすさや健康状態にも影響してしまいます。
この「健康、省エネ住宅を推進する国民会議」はそのような日本の住宅性能が
人体に与える影響を実際の住んでいる家族の健康状態(室温、湿度、血圧など)を日々測定しながら
そこから得られる結果や証拠(エビデンス)を蓄積し、国、地方自治体、大学、医療、
建築などの関係団体が協力して家の性能の向上の役立てていこうという団体です。
セミナーの資料より
スペインやポルトガル、イタリヤなど比較的温暖な国が北欧など寒い国より冬の部屋の環境による
死亡者が多いというデータ。
日本でも北海道や東北などの県より鹿児島や栃木など温暖な県のほうが
冬の部屋の環境による死亡者が多いデータ。
静岡県はなんと全国の県中のワースト7
これらのことは自分たちの家づくりの基本として考えていこうと思います。