こんにちはアスカ工務店遠藤です。
今日は先日の続き「家の熱がどんどん逃げていく真冬の怪とは?」の中編
前編では、寒い朝、木造の建物(実は当社の社屋)の壁から熱が外壁から
漏れているという話をしました。
前編
この話は別に寒い冬限定の話ではないのですが、冬の朝、とてもわかり易く
現象が出たので掲載しました。
寒い朝の結露現象、前編の写真
結露とは
前編で解説してますが、外壁のまだら模様は木造の骨の部分、柱や間柱や梁などが
レントゲン写真のようにくっきり浮き出ています。
外壁の色の違いは結露しているかいないかの違いです。
色が濃いところは結露しているところ、ここには断熱材が入っていて部屋の温度と
近いため気温と温度差があり結露したといえます。
温度差がなくて結露していないところは外気と気温の差がない。
要するに温度が低く外気温がここから入り込みお部屋の室温を下げている場所と言えます。
(言い回しが分かりづらいかな?文章力が足りない。)
そして、この外気とつながり部屋の室温を下げている場所を建築用語で
熱橋とよんでいます。
熱橋とは
木造建築の柱や梁は構造上は重要ですが、断熱上は欠点に
なりやすい部分です。
この欠点をカバーする工法が「外張り断熱工法」です。
外張り断熱工法とは
この工法は家をダウンジャケットのようにすっぽり包む工法です。
(昔はこの工法を魔法瓶みたいに包むと言いましたが、魔法瓶なんて今でも
30代、40代のお施主さんたちが知っているだろうか?
前回解説が長すぎました。
外張り断熱の詳しい話は次回します。