こんにちはアスカ工務店遠藤です。
最近、量産ハウスメーカーが力を入れているのがスマートハウス。
ここで簡単にスマートハウスの説明
スマートハウスとは様々な家庭内機器を自動化、自動制御して、家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅。
具体的には、太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー機器、家電、住宅機器などを制御システムによってコントロールされた
エコ住宅がスマートハウス(=賢い住宅)というそうです。
もっと簡単にいえば家電製品搭載の家?そんなところです。
そして、搭載したスマートハウスの機器は一式で住宅1件で¥500万~¥700万程だそうです。
ただ気になるのは20年~30年後の事..。
電化製品という事は全て耐用年数があると思います。
(当社も最近、10年程使ったエアコンを調子が悪くなって買い換えました。)
でも、スマートハウスの初期投資の機器類は最初言ったように半端な金額ではないです。
これらを10年後、20年後と買い換えるという事は将来大変な出費になると思います。
せっかく省エネするために、スマートハウスにしたのに投資額も大きい、その後のメンテナンスや
買い替えにも多額なお金が掛かれば維持するためには大変です。
一方、私が考える低燃費な家は、後から付ける機械類に頼るのではなく、家の構造から断熱性能を
上げる省エネ住宅。
建物を魔法瓶に例えたら、その保温性能を更に高めることで、最小の機器で快適な生活が
できるようになることです。
たとえばエアコンであれば、壊れても少額の投資で済むわけです。
機器の寿命は20年としても、家の耐用年数は100年と思えば機器に重点を
おくのではなく建物の基本性能に重点をおくべきだと考えます。
(どうも、スマートハウスのメーカーの裏に大手家電メーカーの顔がチラチラするのは
大手量産メーカーと一緒にスマートハウスを広めて何十年先も儲けようぜ。と
言っているように思うのは私だけでしょうか?)