こんにちはアスカ工務店遠藤です。
昨日のブログの中で省エネ住宅と太陽光発電の話をしました。
「これからの安心住宅って」
その中で、これも言っておいた方がいいだろと思う事を追記します。
それは太陽光発電のローンについてです。
確かに太陽光発電を採用すると現状の電気代よりは売電価格が高いので
元を取れたような気がします。
でも、太陽光発電には高額な工事代金(設備代金も入れて)がかかります。
それが、どの時点で採算が取れるのか?
要するにツーペイできるのか?
例えば、設備を購入する為に現金ではなくて、リフォームローンを使った場合で考えてみると
もし、リフォームローンなどで太陽光発電を設置した場合、分かりやすく4.0Kぐらいで¥200万を
10年ローンで借りた場合、
月々の支払いはざっと¥18389円(静銀ソーラーローン金利1.975%)
昨日の太陽光発電の売電価格は4月¥21204円 5月が¥21470円です。
と、いう事は電気代は電気代で払わなければなりませんが、
(もちろん、太陽光の売電価格で安くはなりますが)
十分、ローン代は賄ってくれます。
という事はローン期間が10年であれば10年で元が取れる(ツーペイできる)ことなります。
10年以降は、売電価格と電気代との差が、そのまま、お財布に残ります。
ですから、お施主様たちにはいつもアドバイスしてますが、新築時に家のローンの中に
太陽光発電を入れることはせずに、家を建て終ってから、別のリフォームローンで
借りて太陽光発電を設置し、住宅ローンの引き落とし講座も別にして
売電価格が入ってくる口座と、リフォームローン(太陽光発電の支払い)を支払う口座を
一緒にしておけばなにも口座に入金しなくても10年後にローンが終わっていることになります。
正し、本来の買う分の電気代は別に払う必要があります。(あたりまえだ~)
もう一つの注意事項は住宅ローンを借りた時に、後のリフォームローンが借りられるように
返済比率に余裕をもつ必要はありますが。
これができれば、太陽光発電の分のローンは長期(30年や35年など)の金利を
払う必要がなくなります。(かなりの節約~¥40万以上~)