ナチュラルアスカの家が構造材の材種にこだわるワケは?

ナチュラルアスカの家構造は「木造在来工法」です。木造在来工法の場合の大きな構造の特徴は「土台、柱、梁、筋交い、小屋束」、などの材料が役割分担して家を支えます。

これらの材料はもちろん木なのですが、木の材種にこだわりがあります。
ナチュラルアスカの家の構造材の木の樹種は土台、柱が「桧」梁、桁、は「米マツ」です。
桧の柱
桧とは杉と並び日本の山に数多く植林されている材種です。
よく森林浴と言って森林独特の香りを楽しみますが、桧などの木の香りも混ざっています。
自然の木なので切り口は年輪が見えます。
よく使われる集成材という材料は使用していません。


集成材の柱

集成材の柱とはいろいろな材種の木を接着剤で張り合わせた材料です。
特にハウスメーカー系の家で採用されていますが、接着剤の強度が柱の強度に影響を与えてしまうため何十年先の接着剤の劣化もあると考えた場合、一家族が50年間以上はこの家に住まわれることを考えると実績のない材料は使えません。
梁の米マツ材
左は集成材

これらの材料を大工さんたちが組んでいきます。

そしてもう一つ大事なことは各材料をどのように補強しながら組んで強構造とするかです。
それを助けるのは金物です。
基礎と土台と柱を繋げる(耐震金物)

土台と柱を繋げる

柱と梁を繋げる

梁同士を繋げる

垂木(屋根材を支える)と桁を繋げる

二階の梁の上を24mmの合板で補強する。地震時に家の変形を防ぐ。

これらの作業をしっかりやることが家の劣化や耐震性の向上につながります。