ナチュラルアスカの家

性能向上リフォーム(三島市大宮町)床下検査

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。
前回は家の性能向上するためのリフォームを計画工事するためには
今の家の現状を知ることが大事だと書きました。

その為にはインスペクションと言って住宅の設計・施工に詳しい専門家が、
住宅の劣化状況、欠陥の有無などを調べる必要があります。
築年数が経っている家はどうしても劣化が進んでいたり場合よっては白蟻被害が
住んでいる人が知らないうちに進んでいる場合があります。
そして今回の工事の依頼にある家の耐震性能を上げる場合は
インスペクションとは別に現状の耐震診断をする必要があります。
耐震診断については又書くとして今の家の現状を知るために
床下に入ってみました。
床下へ続く点検口から入ります。
やはり少し緊張しますね。
大きなゴキブリなど昆虫が出ることもあります。

入って気になったのは少し湿気が多いかな?
換気口がもう少し大きければと思いました。
ただ土台などの腐りなどはないようです。
ドライバーなどを刺しながら確認します。(腐っているとズブと入るか?柔らかい感触があります)

床下の構造は

やはりありました。
蟻道といって白蟻の巣兼通り道。
これがあると白蟻の駆除が必要になります。
幸い完全に食べられてはいないようです。
今回の工事は土台以外は全て交換するので、白蟻の被害が
土台以外であれば問題ないですが、万が一土台の被害がひどければ
交換工事が必要になります。


大引などを支えている束が倒れそうなのは気になりました。
今回の工事でこのあたりは交換するので問題ないです。

この家には床断熱材がないことがわかりました。
築40年以上なので当時はあまり断熱工事は力をいれていなかったかもしれません。
寒かったと思います。

床断熱材が入っている場所は最近リフォームした部屋です。
これなら問題ないですね。

今回の床下へ入らしていただいていろいろな事がわかりました。
次回は天井裏に入ります。