こんにちはアスカ工務店遠藤です。
昨日「家づくりのためのライフプラン」の話をしました。
今日はその続きというか。ライフプランをやる意味を話そうかと思います。
自分は1960年生まれです。
自分で言うのも何なんですが、まさに昭和時代、日本の高度成長時代とともに
成長し、成人し、この時代を見てきました。
高度成長時代ですから私の父親の代ですが、当時まだ物がない時代でしたので
電化製品などいわゆる箱物が家の中に次々増えていきました。
でもそれを買えるだけの給料も上がっていたと思います。
(今、爆買いしている中国人たちがある意味似ているかもしれません。)
1964年東京オリンピック
自分が成人して社会に出てからも好景気は続きました。
1980年台後半から1990年台前半にかけて、まさにバブル景気絶頂でした。
バブル景気の象徴 ジュリアナ東京お立ち台風景
ちょうど、その頃工務店の現場監督をしていましたが、建築地が
熱海、伊東、函南と伊豆地域だったので別荘建築の依頼が多く
建売別荘などはつくるのが間に合わないぐらい売れていきました。
私は当時まだ20代中のかけだしの現場監督でしたが、いっぺんに
5棟ぐらいの現場をもたされ職人さんが間に合わなくて困った経験がありました。
なぜ、この様は話をしだしたかというと、当時私は20歳後半から30歳中頃でした。
ちょうど、家をこれから建てたいと思われている年代と同じぐらいだと思います。
バブル時代と今では極端過ぎるかもしれませんが、明らかに時代背景が違います。
今の景気は低成長になり収入が大きく増えることはないと思いますし、むしろ企業によっては
給料は50歳台より昇給はなく頭打ちになると聞いています。
「何の対策もしなかったけど無事に老後を暮せています。」と言うのは私から上の世代の
もう過去の話だと思います。
よく言われることですが、人生の3大支出である、「住居資金」「教育資金」「老後資金」。
特に住宅資金は人生計画によっては結婚して間もなく訪れる高額な支出だと思いますので、
将来の全体のお金の流れをつかんで理想と合わせて問題ないかどうか確認する必要があると思います。
そのためにも住宅購入を検討する30~40代のタイミングでの「家づくりのためのライフプラン」は
必要だと思います。