ナチュラルアスカの家

左官さんが外壁の仕上げ前の下地モルタルを塗っていました。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。
昨日ですが函南町の増築の現場に行きました。
現場では左官さんが外壁の仕上げ前の下地モルタルを塗っていました。


下地モルタルは外張り断熱材の上に塗ります。
その際、白色のメッシュを一緒に塗りこみます。このホワイトのメッシュは「ファイバーメッシュ」と
いって耐アルカリ性(モルタルはアルカリ性なので)繊維で出来ています。

この繊維が家全体を包みメッシュとアクリルモルタルとも収縮性があるため
外壁のヒビ割れ予防や耐震性能の向上にも効果をあげています。
当社のこの工法はオーパスという会社が開発した「ダブル断熱工法」といいます。
一般的なセメントモルタル塗外壁工事

一般的な外壁モルタル壁工事は木製の下地壁の上から黒色の防水紙を貼り
メタルラスという鉄製のメッシュを貼りセメント系のモルタルを塗りこみます。
メタルラスモルタル工法といいます。
この工法だとセメントモルタルには収縮性がないので地震時などのおこる揺れのために
外壁にヒビ割れがしやいだけでなく、メッシュが鉄製のため長い時間で錆び
外壁の強度が落ち剥がれ落ちる原因にもなりかねません。
函南町は伊豆の玄関
工事中の屋根の上から富士山と伊豆半島が見えます。
工事もやっと終盤になり周りを見る余裕が出来たのか、今日は景色が
とても美しく感じます。