ナチュラルアスカの家

土地から求めて家づくりをする方たちは家のプランにどれ位時間をかけているのだろう?2

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。
最近、ブログがなかなか更新できなくて。
書きたいことはたくさんあるのだけれども忙しくて片手間は嫌だし。
言い訳ばかり言わないで、ひと月前に書いたブログが完結していなかったので
まとめたいと思います。
3月16日に書いた
「土地から求めて家づくりをする方たちは
家のプランにどれ位時間をかけているのだろう?」
という話です。
このブログでは読んでいただければわかりますが、土地を買って家をたてる場合
土地を決めてから契約、住宅ローンの申込、土地の引き渡し(所有権移転)と
あまり時間がありません。
(約2ヶ月ぐらい、後は不動産屋さんや地主さんの都合で変わる)
その短い時間の中で自分たちの家のプランから詳細までを決めなければなりません。
家はこれから何十年と一生住むものです。
たまたま自分たちが思い描いていた自分たちにあった家のプランが
建築設計士さんなどに提案してもらったり自分たちで考えることができれば
いいのですが、自分の経験上、そんなに上手くプランに当たることは
ないような気がします。
一般的というか、自分が普段手がけている家のプランの進め方は?
1.まずはお施主さんを前にしての聞き取り
どんな家、またはどんな生活を家ができたらしたいかを聞いていきます。
単世帯の場合は最低でもご夫婦を前にして進めます。
たまにどちらかが忙しくてご主人だけ奥様だけの聞き取りを希望する方がいますが
日をあらためてご夫婦がいっしょに来れる時にしてもらってます。
家は夫婦のご希望を出し合って進めます。
私の経験上、この作業をしていくとご夫婦の意見がぜんぜん噛み合わい場合が
よくあります。
結婚してお子さんが生まれて長く生活されているので
なんとなくお互いを理解していると思いがちですが、家づくりへの
考えは違っている場合が多いです。
でもそれはそのはず、当然生まれ育った環境が違うので意見が違うのは当然です。
聞き取りを進めていくと、家のプランで気になる部分が、自分たちが小さい時の
実家の家やおばあちゃんや親戚の家など今まで忘れていた時の思い出が出る場合も
あるようです。
実家のこの部分はプランの参考にしたいとか、小さい時に住んだアパートは寒くて嫌だったとか
そんな話をしながら進める場合もあります。
家というものがいかに生活と密着しているということですね。
それにそこまで掘り進めないとなかなかピッタリ自分たちの生活にあったプランは
描けないと思います。
このシリーズはもう少し詳しく話していきます。