ナチュラルアスカの家

富士山の下で子供たちが育っていく家

DATA

富士宮市大岩I様邸

竣工:2016年3月

家族構成
大人2 子ども1
【建築Data】
1階床面積:63.76㎡(19.25坪)
2階床面積:63.76㎡(19.25坪)
延べ床面積:127.52㎡(38.50坪)

STORY

富士山の下で子供たちが育っていく家

この家のオーナー様に最初お会いしたときの印象は、ご夫婦がお若いこともありますが、打ち合わせの受け答えがはつらつとしていて、とてもすがすがしかった印象があります。

そして、今はお二人のお子様ですが当時は二歳ぐらいの女のお子様がお一人いらっしゃって、この子の素振りがかわいくて、当社に打ち合わせに来てくれる日は私が、ウキウキしていた記憶があります。

オーナー様の家への希望は和室続きの広めのリビングダイニングでした。
キッチンは対面式、そこより和室までが家事仕事をしていても一直線に見通せる。
奥様の希望が、まだ小さいお子様をいつも目の届く場所で見ていたいということでした。
和室はそんなお子様のお昼寝の場所でもあります。

玄関のドアを開けた所です。
正面がリビングダイニングへの扉。左に大容量のシューズクローク兼玄関クローゼットです。
こちらは入口に扉があり、目隠しにもなっています。
壁の裏をぐるっと回って出口ですが、この辺りがコートなどを掛けられるクローゼットになっています。

玄関に入って正面にはアールのニッチ。
奥様のお気にいり季節の小物たちを飾って、お客様を迎えてくれると思います。

リビングダイニングに入った所です。

広めお部屋が迎えてくれます。左手がキッチン、右手は和室です。
キッチンで食事づくりをしていても顔を上げれば、和室まで見渡すことが出来るので小さなお子様の様子を常に見ていることが出来ます。

床はパイン材、壁はホワイトの漆喰で仕上げました。
淡い配色は心を落ち着かせてくれます。
パイン材は柔らかいので、お子様が転んでもゴロンとしても安心できます。

キッチンの中の様子です。

オーナー奥様のお希望で、壁の漆喰塗りと同じホワイトの基調でコーディネートしました。
こちらは勝手口よりお庭に出れるようになっています。
勝手口を出ると外は二階バルコニーが庇代わりになり、空き缶や、ゴミの一時置場と利用できます。

キッチンの床はクッションフロアー、水や油が飛びそうな床のお手入れがしやすいビニール系の床材です。
キッチンカウンターの前には小さなニッチを付けました。調味料などの置く場所になります。

キッチンから和室を見た所です。

和室にはこの写真では分かりづらいですが、将来お子様用のピアノを置くスペースを確保しています。
主な使われ方は小さなお子様を寝かしつける場所はもちろん、ご夫婦もゆっくりゴロンとする場所でもあります。こんな場所があればくつろげますね。

右には家電話を置いたりや携帯電話の充電用の棚、そしてリビングで使いそうな、細々とした小物を入れる造作物入れがあります。

入れる物は、過去のオーナー様の例ですと、裁縫道具、カメラ、レシピ本、家族のアルバム、お子様の保育園、幼稚園でもらってくるお知らせプリントの束、文房具、貯金箱、本 お子様の絵本等・・・。

収納場所は必要な場所には大きさを考えながら造りたいですね。

六畳の和室です。
閉めれば個室に開けはねてリビングの一部になります。

リビング収納です。
細々したものを入れます。棚には家電話を置き、携帯電話の充電場所になります。

洗面脱衣室収納です。

オープンの場所にはタオル。ドア付きには下着などを入れます。
洗面台の横には化粧品なども置けます。

トイレには手洗を造作として付けました。

子供室です。
小さいうちは壁をつけず、オープンで使います。
無垢の床材が素足に気持ちよさそうです。