この家は東京青山の建築設計デザイン事務所「カーサプロジェクト casa project」が発案し、当社が施工した「365日、絵になる暮らし」をメインテーマにした「casa carina」という企画住宅です。
奥様がそのデザイン性を気に入られ採用されました。
いわゆる南欧風のイメージと個性的かつ飽きの来ない素材を採用し、デザイン性とかわいらしさを演出した家です。
この家は企画住宅の為、基本プランは決められていますが細部に関してはオーナー様と打ち合わせをし、オーナー様が使いやすいように一部を変更しての完成となりました。
まずはリビングダイニングから。
パイン材と白い漆喰の淡いカラーリングを、上部のダークブラウンの梁のコントラストで引き締めています。
今回は家具も同じイメージで揃えてみました。
かわいらしい中にも落ち着いた雰囲気を感じます。
対面キッチンのダイニング側です。
キッチンの腰壁にニッチを造りました。中はホワイトのタイルで仕上げてあります。
白いパインの板張りによく似合いますね。
右の造作家具はオーナー様ご希望のサイドテーブル。
収納だけでなくパソコンを置いて日々の事務作業を行う場所です。
リビング側です。
アクセントウォールの黄色いカラーは奥様がデザイン住宅雑誌を参考に選ばれ、色付きの珪藻土で仕上げました。
この壁も部屋全体の淡い配色のイメージに程よくコントラストを与えています。
木製キッチンは「casa carina」の基本仕様でもあり奥様のご希望でもありました。
キッチンの床はこれも「casa carina」仕様のテラコッタ風タイル。
サイドにあるニッチは主に雑誌などを入れておくマガジンラック。
ちょっとした隙間を利用した収納ポイントです。
キッチン手前にはパントリーのアールの入口が見えます。
先程のアクセントウォールと同じイエローの壁がお部屋を明るくします。
玄関ホールです。オープン階段とアールのニッチがお客様をお迎えします。
玄関を逆側から見ました。大容量のシューズクロークが設置されています。
階段の蹴込みタイルがさり気ないながらも目を惹くポイントです。
洗面脱衣室の造作洗面台です。
こちらには暖色のモザイクタイルを貼り付け。
トイレの壁も漆喰。床はテラコッタ風フロアタイルです。
造作手洗いの水撥ね防止に、ここにもタイルを貼りました。
二階の子供部屋です。子供部屋の床もやわらかく温かみのあるパイン材。
オーナー様支給のアンティークのステンドグラス。
リビングのシンボルになりました。