プランニングに時間をかけることはとても大切です。
自分にピッタリ合う住みやすいプランはそんなに簡単には見つかりません。
紆余曲折を繰り返し、本当の自分らしさを見つけたい。
皆様そんな想いでプランニングされます。
まず最初に提案されたオーナー様のご要望は、遠方のご親族が泊まれる個室の和室がほしいということでした。
その他、玄関の位置と収納、トイレと階段の位置、洗面所とキッチンとの動線などたくさんのご要望をいただきました。
それを一つ一つ精査され、ご自身にあった住み心地の良い空間が出来上がったと思います。
広めリビングダイニングと廊下との境。各目的別収納箇所。
正面の収納上部は電話と、携帯電話の充電場所になります。
その下はリビングの細々した小物類の収納入れ。
廊下の向こうに見える収納には比較的大きめの物を入れておきます。
廊下とリビングを分ける壁は圧迫感をなくすために化粧柱7本で仕切りました。
床はイエローカバ桜の無垢材、壁はホワイト系の竹繊維の壁紙です。
リビングダイニングのテレビボード側です。
イエローカバ桜の無垢床材は落葉樹で比較的硬く、キズなどがつきにくい素材です。
繊維がまっすぐなので木目も目立ちにくくモダンな印象になります。
建具にも似たものを選びました。
照明器具はリビングのメイン照明以外はほぼダウンライトを採用し、数で光量の調整をしました。
お部屋のイメージはあまり派手さを出さず、シンプルなデザインや機能性・使いやすさを優先させた仕上がりです。
ダイニング部分です。
全体がシンプルなデザインなのでオーナー様が選ばれたダイニングセットもそのイメージに合わせたものになっています。
窓下のカウンターはオーナー様のご要望でパソコンデスクにもなる造作家具です。
分かりづらいかもしれませんが、キッチンの背面奥にはパントリーへの入口が見えています。
パントリーは階段下の空間を使用しており勝手口まで続いています。
玄関ホールから見たシューズクローク兼玄関クローゼットです。
かなりの大容量になっています。
オーナー様のご希望が靴以外にコート、お子様の屋外用おもちゃ、自転車や三輪車なども置きたいというものでした。
左手にはスリッパを入れる収納も別にお造りしました。
この家全体に言えることですが、オーナー様は各収納に関して最初のプランニング時からそれぞれの収納物のリストをつくられ綿密に計画されました。
今ある収納物だけでなくお子様が成長してからの収納物も念頭に入れての収納計画です。
廊下とリビングを隔てる化粧柱。
廊下の圧迫感をなくし、光を取り入れてくれます。
パントリーの可動式収納棚です。
こちらもかなり収納できます。
洗面脱衣室の収納です。
ランドリーバスケット、バスタオルや着替えも入ります。
二階の廊下の本棚です。
奥に室内物干しもあります。
なんでもしまえる屋根裏部屋です。
独立した階段で上がるので荷物を持っていても安全に運べます。
これだけ充実していれば収納スペースの心配は無用ですね。