東京都多摩市へ行き、外構工事の補修のような事をしました。

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こんにちはアスカ工務店 遠藤です。

昨日は、東京都多摩市へ行き、外構工事の補修のような事をしました。

補修というと、簡単に終わりそうですが、元々、木で出来たフェンスがありましたが
今は、築20年ぐらいという事もあり、かなり劣化していました。
そのため、フェンス全体を撤去して、新しくアルミのフェンスでやり変えました。

この仕事は、元々古くからの知り合いであった不動産屋さんからの紹介でした。
本来は地元の東京の業者に頼むつもりでしたが、希望したお施主さんの工期が、
間に合わなかったのかな?

急遽、連絡が来て依頼されました。
自分も工務店の元請けなので、基本、外構工事屋さんに頼もうと思いましたが
急な依頼のためと遠距離の為、職人さんの予定がつかず、急遽、自分たちで、
工事することにしました。

自分たちというのは、自分と当社の現場監督の海野とです。

お施主さんも不動産屋さんも、問題ないと言ってくれたので、工事することに
しました。

自分としても、東京という、片道140Kの遠距離であり、何と言っても工事を管理する
立場の自分たちが、実際に工事して、良いものだろうかと疑問を持ちました。

ただ、実は、工事を受けるもう一つの理由がありました。

実は、まだ計画段階ですが、今回、この工事を紹介してくれた不動産屋さんの紹介で
沼津市の沼津港の近くで、3階建ての、美術館の工事の依頼を受ける予定です。

鉄骨3階建てで、美術館以外にレストランやカフェなどの店舗を備えた、美術館です。

そして、その美術館に展示される、版画の作品を作られているのが、今回、外構工事を
依頼された、東京の多摩市の、版画家さんです。
まだ、計画中なので、お名前は出せませんが。

なんだかんだと、人との人脈というか、お付き合いもあり、外構工事を
やることになりました。 それも1日で。

工事の内容は、先に書いたように、既存の木のフェンスを撤去し、アルミフェンスに交換。
木のフェンスの撤去は、やはり不動産屋さんの知り合いの大工さんが、やってくれるので
その後にフェンスをもともとの境界ブロックにあった穴を利用しての
フェンス設置になります。

東京という遠方のため、下見は一回きりで、現地写真を大量にとり、帰ってきて
海野と打ち合わせしました。

フェンスポールの穴の位置、レベルの検討等、フェンスの仕様に合わせて検討し
とりあえずのぶっつけ本番となりました。

二人で、フェンスを組み立てたり、設置したり、レベルなどを確認しながら進めました。
現場調査では、見れなかった、フェンスポールで、設置できない場所もありましたが
寸法加工、補強金物での設置、なんとかできそうでした。

工事中、不動産屋さんは、おそらく、版画家さんと美術館に関する打ち合わせを
進めたと思います。

ただ、工事がほぼ終わった頃、版画家さんがとても自分にとって嬉しい事を
言ってくれました。

美術館の設計工事の参考にしてくれていいので、版画家さんが自分の仕事場を
見てくれないかということでした。

自分は、本当は若い頃、美術作家になりたくて、学生時代、美術大学を受験しましたが
ことごとく落ちて夢、叶わずでした。

ただ、今でも絵画や版画や彫刻などに興味があり、最近、コロナ禍もあり行ってませんが
何かしらの展示会があれば見に行っていました。

当然、版画家さんが、どんな仕事をしているかの仕事場見学は、とても興味があります。
それもこちらからのお願いではなく、版画家さんが、言ってくれました。

仕事場は、とても興味深く拝見せていただきました。
まだ、作成中の物もあり、完成品が想像できて面白かったです。

版画家さんに了解受け、内部の写真もバシバシ取らしていただきました。

今度は、不動産屋さんとは、沼津の美術館の話が、具体的になってくると思います。
なんか、美術と関わるのはいいですね。
今から心がワクワクします。