いくつになっても健康でありたい。人生を変える住まいと健康のリノベーション。

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「いくつになっても健康でありたい。人生を変える住まいと健康のリノベーション。」

こんにちは、アスカ工務店の遠藤です。

住まいと健康に関する記事を書きたいと思います。

 

統計だと75歳以上では、男女共に70%が高血圧になるらしいです。
40~70歳では男性の60%、女性の40%が高血圧。
これは世界中でも飛び抜けて悪いらしい。
とても危険ですね。

上の表は起床時における室温と血圧の年齢別グラフ。

起床時の室温と最高血圧の関係は室温が20℃から10℃に下がると平均約10㎜Hgも血圧が上がることが判明しています。

これだけ急上昇すると脳卒中のリスクが25%高くなるそうです。
冬の室内の寒さがどれだけ危険か。60代70代からお部屋の断熱改修を考える必要がありそうです。

実際に断熱改修を行った実証実験の結果では、起床時の最高血圧が改修前の血圧より3.0㎜Hg低下。高血圧で通院している人の血圧低下は更に大きく7.7㎜Hg低下していたようです。

厚生労働省は40代~80歳代の最高血圧が平均4㎜Hg低下すると脳卒中や冠動脈疾患による年間死亡者数が15000人減ると推測しています。

日本人の高血圧対策に、家の断熱改修がいかに重要かが改めて分かる事実です。

また、脳卒中は冬の寒さが危険とばかり思っているかも知れませんが、この数年は夏の脳梗塞発症も増加しています。
猛暑で、就寝中に室内が高温になり、汗をかいて血が濃くなると血栓ができやすくなります。

それが脳の血管まで流れて詰まるのが脳梗塞。
老後プランを考えていたのに、突然の脳梗塞。

そんな事態を避けるためにも、外気温の影響を減らす寝室の断熱性が重要です。