ご実家の中古住宅を売却したいというご依頼をいただきました。

STORY

こんにちは、アスカ工務店の遠藤です。


あるお客様より、ご自身のご実家である中古住宅を売ってもらいたい、というご依頼をいただきました。

日を改め、現場に向かいました。

この家は築40年程。当時の確認申請書などの書類は残っていなかったので正確には分かりませんが、お客様が20才位のときにお父様とお母様が新築され、お客様が独立されるまでお住まいになっていたそうです。

家の中を見せていただきましたが、まだそんなに傷んでいる様子はありませんでした。

間取りは、昭和時代にありそうな6畳8畳の和室の続き間が中心で、LDKがその隣にありました。
ダイニングキッチンが広めで、きっと当時はこの場所でご家族一緒に過ごされていたのだと思います。
リビングはどちらかというとテレビを見ていた部屋かな。

近年の家の間取りは、リビング・ダイニング・キッチンを一纏めにし、そこで家族がくつろぐのが一般的な傾向にありますが、こちらの家は最初書いたように昭和にありがちな間取りですね。

お客様のご希望は、家は完全に解体せず、できれば今の状態を活かして売ってもらえないかなというものでした。

そのため、この家の耐震・断熱性能、劣化対策をして性能向上リノベーションを行い、今後住まわれるご家族に合ったプランニングに変えるご提案をさせていただきました。

そのルートで工事をする場合、まずは家の状態を把握するためにインスペクション(既存住宅状況調査)を実行し、もしかしたらあるかもしれない、シロアリ被害や雨漏り被害がないかを検査したいと思います。