ナチュラルアスカの家

3月11日といえば、3.11。 東日本大震災が発生した日ですね。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

今日は3月10日、3月11日の一日前です。

3月11日といえば、3.11。
2011年の3月11日、東日本大震災が発生した日ですね。
このブログでは、東日本大震災と1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災については
何回も書いてまして、以前の記事を見てくれた人は「え、又?」と思われそうです。

両地震とも自分にとっては思いれが深いものがあります。

もちろん、自分が工務店として耐震診断や耐震工事や新築では耐震等級3として仕事をしているからですが
両地震とも縁あって阪神淡路大震災では、地震当日、福井県の妻の祖母のお葬式があり、地震発生の現地には
行ってませんが、JRの関西方面の運転休止や高速道路通行止がある中で、通行可能な高速道路を車で
福井まで行く途中で、震災のための現地応援の各地のパトカー、救急車、消防自動車などがサイレンまでは
鳴らしていませんが何十台、何百台と途切れ途切れですが、列をなしての赤色灯を回して震源地に向かっている
異様な高速道路走行を見て、大地震の危機感を肌で直に感じました。

東日本大震災は、発生5年後の2016年でしたが、この年、縁あって3回福島県いわき市に行きました。
クリナップの工場見学、JBN(全国工務店協会)のセミナー、一般セミナーだったと思います。

いわきにはクリナップの工場見学以外自分の車で行きました。
現地で、いろいろ震災後の様子を確認したかったからです。

最初に驚いたのは東北自動車道のサービスエリアでの光景。
放射能測定器があり現状の放射能数値がわかるようになってたからです。
自分の周りにも放射能が?でも天気も良くそんな感じは何もしませんでしたが。

アクアマリンふくしまという水族館に行った時、震災時の記録を展示してありました。
震災の被害にあわれた方の暮らしぶりの様子などが展示されていて、当時の思いなどを書いた文や
子供たちの寄せ書きを見て、大変だったな。と思いながらも、頑張ったね。と応援したい気持ちに
なったのを覚えています。

一番、強く印象に残っているのはやはり福島第一原発を間近に見たことですね。
津波の被害で壊された堤防から先に福島第一原発を確認しました。
確か当時は、住民の方たちは避難状態で近くの村を通りましたが、工事関係者しか
いなかったことを覚えています。

 

その後は、海岸沿いを北に南下し、途中、津波を感じる看板をいくつか見ました。
当時、震災から5年経っていましたが、津波の被害を受けたお土産物屋さんかな?
被害を受けたままの建物が建っていました。

でも反対に海へ向かっての堤防の工事も進んでいました。
新しく出来た高い防波堤が何キロも続いていたことを覚えています。

この文を当時のことを思い出しながら当時の写真を見ながら書いていますが特に印象的だったのは
ある海沿いの漁村で見た光景かな。
仏像に向かって無数のまだ新しい小さな仏像がたくさん置かれていました。もしかしたら違っているかもしれませんが東日本大震災の津波被害を受けた方を祀っていたのかな?と思いました。

今回、東日本大震災を振り返ってこれは他人事ではないと思っています。
最近、四国沖を震源地とした南海トラス地震についてのドラマや解説をテレビなどで見ます。
自分のいる静岡県も南海トラフが太平洋で繋がっているので東海地震へと派生するかもしれません。

自分ができることは家の耐震化ですね。
家の耐震化はまだまだ進んでいないと聞きます。
家のリフォーム、リノベーションのご依頼時には家の耐震化、まずは耐診断を提案していこうと思います。