ナチュラルアスカの家

新聞を見て、改めて新年に思う事。

STORY

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

お正月も終盤になりました。明日まで連休なので、来週火曜日になれば、仕事も
本格的になるでしょうね。

今日の新聞で気になる記事を見ましたので書きたいと思います。

新聞のタイトルは「複合リスク最小化せよ」「歴史の教訓を現代に生かそう」

今年は関東大震災から丁度10年目らしいです。
関東大震災といえば、自分は失礼ながら教科書の中の震災でした。でも新聞には
被害者が10万5千人。

東日本大震災が被害者が2万人以上でしたから、被害者人数を比較しても申し訳ないですが
その規模は大変なことだと今更ながら感じました。

そして、新聞にはこうも書いてました。

関東大震災は、1923年9月に起こりましたが、丁度同じ時期に台風が発生して、その強風により
地震で発生した火事の火が煽られ被害が広がったと書いてありました。

火災の被害者は、全体被害者10万5千人のうち、9万2千人らしいです。
数字から見れば、関東大震災の被害は台風と重なった、防風による火災によるものが多かったようです。

そして新聞はこうも書いてました。

最近、地球温暖化により、台風、大雨、それに伴う強風が多くなっている。
もし、大地震とこれらの災害が重なったら、関東大震災のような大きな災害になるのではないか。

確かに最近の台風や大雨は多いですし、場合によっては一般生活にも影響が出ます。

前のブログにも書きましたが、去年の台風15号の影響で静岡市清水区で断水が起こり
市民生活にも影響が出ました。

自分も微力ながら当社清水区のオーナー様宅にミネラルウォーターを配らしていただきました。

あまり想像したくありませが、もし、このような災害と震災が重なったら。

新聞ではその備えとして「家屋の耐震化や火災予防対策」を上げています。
そして、津波予防としては早めの避難を上げています。

自分は過去、東日本大震災の後、いろいろな、公演やセミナーがあり何回か被災地に行かせて
もらい、当時、まだ残っている被害跡地なども回っています。

その時も同じ思いになったことがあります。

当社は工務店として新築では断熱性能ももちろんですが、耐震性能。具体的には耐震等級3以上
(許容応力度計算)を標準化しようと思い、基本制振装置も付けています。

性能向上リノベーションでは、耐震診断で評点1.5以上を標準としています。

そして、全国的に木造住宅の耐震化を広げようとしている日本木造住宅耐震補強事業者協同組合
(木耐協)にも加盟して木造住宅の耐震化のノウハウの取得を目的としています。

新聞の内容から飛びますが、家が果たす事は、まずはその家に住んでいる家族を守ること。
それは、地震や台風などをもちろんですが、日々の快適な生活など。

その為に大事なことの一つは、木耐協も言ってますが、木造住宅の耐震化ですね。

当社のある静岡県は長い間、東海大地震が来る、関東圏には首都直下型地震、
太平洋側には東海、東南海地震が来ると言われています。

そして、最近頻発している、台風、防雨、強風による災害。
もしかしたら近い未来、関東大震災のような災害が重なる事象が起こるかもしれません。

当社はこれからも、これらの災害にも強い家、家族を守る家づくりを心がけていきたいと思います。