こんにちはアスカ工務店遠藤です。
少し振り返り記事ですが今週から着工する富士市宮下の家で「微動探査試験」
をしました。
久々のブログ更新。
先週から大阪、愛知、岐阜と出張が多く何かと時間が取れませんでした。
出張の目的はもちろん仕事で講習。
前回も書きましたが、今、家の耐震性能、断熱性能。特に断熱性能については
2025年までに省エネ基準適合義務化されてきます。
当社は10年以上前より、家の断熱性能には力を入れてきましたが、自分としては
家の断熱性能、気密性能など、この機会に一から学ぶ意味で講習会に参加しています。
特にこれから当社としては中古住宅のリノベーション工事に力を入れたいので
これらの工事を先行してされている工務店さんに現場での収まりなど工事内容を
教えていただくのが目的です。
前置きはこのぐらいで、今回のブログ内容は耐震性にかかわる「微動探査試験」について
微動探査も以前何回か書きました。
スウェーデン式サウンディング試験
一般的には今、家を建てる場合、建てる土地に対する強さを図るために
「スウェーデン式サウンディング試験」という地盤調査をします。
地面に杭を機械で刺していき、その強さを測ります。
この場合の調査で分かることは、その地盤の強さですが、「微動探査試験」は地震時の地盤の
揺れやすさが分かります。
地盤の下はいろいろな物で構成されています。
砂利のような小さな石、大きな岩石、砂、粘土の層、礫層、地下水など。
その構成によって地震時の揺れ方がかわります。
それを微動探査という方法で揺れやすさを測り、その地盤に大きな地震が来た時を
想定して、建てる前に対策をします。
当社はこの試験を標準採用しています。
今回の調査では地震時の増幅特性は「低め」と出てまずは安心できました。
最初に書きましたが、今週からこの現場の工事は始まります。
まずは基礎工事ですが、慎重に進めていきたいと思います。