早いもので、この茶色い屋根に黄色い壁の‟カステラハウス”に住んで、半年が経ちました。
このお手紙は、この家で冬と夏の両方を経験してから書こうと決めておりましたので、旦那と晩酌をしながら、半年が経った今、筆を(ボールペンを)取った次第です。
家の間取りやデザインのこだわり、思いなどは、ステキにパンフレットにしていただいたので、割愛しますが、実際に生活しながら使っていても大変満足しています。
“カタチばかりにこだわって、快適さが置いてけぼりになっていないか”というところは予想を大きく上回って「クリア💮」ということです。
ここからは、パンフレットやムービーには出なかった(出せないような!?)ぶっちゃけたことをご紹介したいな、と思います。
まず、アスカさんには営業さんがいません、という点です。
土地探しからはじめた我が家は、社長の遠藤さんがとても親身になって協力してくれましたが、驚くほど慎重だったことが印象にのこっています。他のハウスメーカーや工務店は、バンバン土地の情報をもってきてくれてありがたかったけど、急かされている感じがしていました。
さらに、「土地が決まらないとプランニングができないから・・・」と、プランを比べたくてもこちらの思うタイミングで進められない・・・。
私は、土地を探す事よりも、外観や間取りを考えていることの方が何倍もワクワクしていましたから、にんじん(ワクワク)をぶらさげられて契約してほしそうなところは、ちょっと嫌気がさしていたかもしれません。
一方、遠藤さんは、私が「ここどう?」と土地情報を送ると、すぐに現場へ行き「ここは日当たりが悪い」「ここは裏が高くなってて、あぶない」 「ここは車が入りづらい」と、容赦なく却下却下却下・・・。
この人は本当に”良い所”を見つけてくれようとしている、ということがものすごく伝わってきて、信頼できる工務店さんだなと確信しました。
そして、営業さんがいないというところに戻りますが、家を建てている途中、壁紙が、私の選んだものと違うことがありました。
「あれ?」という私に「ごめんなさい!こちらのミスです。すぐに直します。」と言ってくれたのは設計の中村さん。
バタバタとファイルの書類を確認してくれる海野さん。営業担当をおかずに、この方たちで全てやっているのですから。何~にも気にしていません。もちろんキレイに、希望どおりのものに直してもらいました。
それからもうひとつ、家が建ってからの給付金の申請ですが、難しい(私にとっては)書類を、あちこちでかき集め、自分で行いました。
するとそこで、当初の候補に入っていた建築会社の営業の方にバッタリと会ってしまい、「あ、大きめのところは自分でやらないんだ。やってくれるんだ。」と知りました。
以上のエピソードから、何を言いたいかというと、少人数で家づくりを進めてくれるアスカさんだから、無駄がない。ということ。
もっとストレートに言うと、本来”家づくり”以外にかかるかもしれないお金を、とことんカットして、その分、家そのものへあてられる、ということです。
少人数だからこそ、大手ハウスメーカーのようなきめ細かさや、手間や負担になることを代わってくれるようなことはないかもしれませんが、とにかく自分のこだわりを思いっきりぶつけて、ざっくばらんに色んなことを話して、納得のいくように家づくりを進めたかった&お金を余計なところにかけたくなかった私にとって、ピッタリな工務店さんでした。
次に、住み心地について、いくつかのエピソードを挙げていこうと思います。
まず冬。友人たちが遊びに来る日の朝、とくにエアコンをつけることもなく朝の仕度をしていましたが、約束の時間の10分前に外に出たら、あまりの寒さにびっくり!こんなに寒かったのか!といそいでエアコンをつけて部屋をあたためようとしました。
程なくして友人たちが到着し、家に入って一言。「暑くない!?」。
我が家はリビング階段なため、エアコンの効きがどうか・・・と心配していましたが、冬も夏も、あっというまに快適な温度になります。本当に、エアコンのスイッチを入れてすぐにです。気密性、断熱性の高さを感じます。
つづいて梅雨時期。おそろしいほどの雨が降りましたが、家の中はサラサラとして気持ちが良く快適でした。
我が家はリビング・ダイニング・玄関の床はパイン材、壁は漆喰ですが、その他の部屋は、クッションフロアやフローリングの床に普通のクロスです。
ある日、気温もまあまああって雨が降っていた日、トイレに入って強く実感したことがこのパイン材と漆喰の気持ち良さ。
トイレの中は、別世界のように、蒸し暑さと湿気を感じ「こんなに違うんだ。」と感動しました。
それから・・・真夏を迎えた今ですが、言うまでもなく、サラサラと過ごしやすいです。
この暑さなのでエアコンは必須ですが、効率よく効いてくれているので、ストレスを感じません。
これから迎える秋も、この家で過ごすことが本当に楽しみです。
最後になりますが、デザイン性・性能・対応様々な観点から考えてみても、私はアスカさんで家を建てることを選んで良かったな、と心から思っています。
それは子どもの頃に粘土で自分だけのお城を作ったように、自分のこだわりを目一杯つめ込んで”自分だけの家”ができたと満足しているからだし、それが表面上だけ”カッコいい”でなく、しっかり自分たちの生活にフィットしているからです。
家が建ったあとも、親戚のおじさんのように関わってくれる遠藤さんをはじめ、アットホームな雰囲気でああでもないこうでもないと言いながら、一緒に家づくりを進めてきてくれたアスカのみなさんが大好きです。(これからも、よろしくお願いします。)
これから家づくりをはじめる方で、ゆずれないこだわりがあって、自分の”好き”をつめ込みたい人&余計にお金をかけたくない人は、アスカ工務店、おすすめです☆